採用情報

放射線管理部

はじめに

放射線管理部では、管理区域で作業に従事する人の放射線防護や、研究所周辺の住民の放射線安全を確保するため、施設内の作業環境を常時監視し、安全な状態にあることを確認するとともに,施設から排出される放射性物質についても絶えず厳重に監視し、異常のないことを確認しています。
これらの業務を着実に行うため、放射線管理技術等の高度化を目指し、作業現場に即した技術開発を行っています。

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核燃料施設(再処理,MOX,等)の放射線管理技術の高度化に関する研究

目に見えないα線を可視化する技術を開発しています。汚染分布や汚染形態の判断のため、現場放射線管理に利用されています。

個人被ばく線量測定・評価技術の高度化に関する研究

国際放射線防護委員会(ICRP)の眼の水晶体等価線量限度の引き下げに対応するべく、水晶体等価線量に関する様々な研究を進めています。

環境放射線監視・分析技術の高度化に関する研究

東京電力福島第一原子力発電所事故により放出された放射性物質(Cs-137)の海洋拡散の可視化を行っています。

放射線計測技術の高度化に関する研究

超伝導相転移端温度計(TES)型マイクロカロリーメーターを用いてPu等のX線スペクトルを高分解能で測定する技術の開発をしています。

研究・技術開発案件リスト
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