令和5年12月4日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核燃料サイクル工学研究所
当機構は、東海再処理施設の分離精製工場等に残存する核燃料物質を段階的に取り出す「工程洗浄」を実施しています。工程洗浄は、再処理せずに核燃料物質を回収する作業であり、令和5年度内に完了する計画としています。これまでに使用済燃料のせん断粉末等を令和4年6月〜9月、低濃度のプルトニウム溶液等を令和5年3月〜9月に取り出しを完了しています。
今回、工程洗浄の最終段階として、ウラン溶液等(ウラン溶液とウラン粉末)の取出しを令和5年12月4日から開始しましたので、お知らせします。
(1)ウラン溶液等の取出し期間
開始時期:令和5年12月4日
終了時期:令和6年2月末(予定)
(2)対象の核燃料物質
・ウラン溶液及びウラン粉末
(添付資料)
・工程洗浄の方法(ウラン溶液の取出し)
以上