令和5年3月22日
国立研究開発法人日本原子力研究開発機構
核燃料サイクル工学研究所
当機構では、核燃料サイクル工学研究所東海再処理施設の分離精製工場(MP)等の一部の機器に残存する核燃料物質を取り出す工程洗浄を段階的に実施しています。工程洗浄は、使用済燃料せん断粉末、低濃度のプルトニウム溶液、ウラン溶液及びウラン粉末、その他の核燃料物質(工程内の洗浄液等)を再処理設備本体等から再処理(ウラン及びプルトニウムの分離)せずに取り出す作業で、令和5年度までに終了する予定です。
今回は、上記のうち、低濃度のプルトニウム溶液等の取出しを開始したので、お知らせいたします。
(1)低濃度のプルトニウム溶液等の取出し期間
開始時期:令和5年3月22日
終了時期:令和5年8月中旬(予定)
(2)対象の核燃料物質
・低濃度のプルトニウム溶液
・混合用ウラン溶液
・その他の核燃料物質(工程内の洗浄液等)の一部
なお、ウラン溶液及びウラン粉末の取出しについては、低濃度のプルトニウム溶液等の取出し後に実施していく計画です。ウラン溶液及びウラン粉末の取出しを行う際には、再度お知らせいたします。
(添付資料)
・工程洗浄の方法について
以上