プルトニウム転換技術開発施設の運転について
平成26年7月16日
核燃料サイクル工学研究所
再処理技術開発センター
プルトニウム転換技術開発施設では、プルトニウム溶液の固化・安定化を図ることを目的に、平成26年4月28日から7月4日まで運転を実施しました。
本運転では、分離精製工場及びプルトニウム転換技術開発施設に保有している約3.5m3のプルトニウム溶液のうち約0.5m3をウラン溶液と混合し、MOX粉末化しました。
本施設の運転は7年ぶりでしたが、運転準備として設備の保守点検及び運転操作訓練を慎重に実施したことで、運転に大きな影響を与える事象の発生はなく、ほぼ予定通りに運転を終了することができました。
次回の運転は、施設定期検査、核物質の実在庫調査及び検認、設備の保守点検を実施した後、本年10月に開始する予定です。
別添-1 : プルトニウム転換技術開発施設の主要プロセスフロー
別添-2 : プルトニウム転換技術開発施設 運転実績
以上