モニタリングステーションは、核燃料サイクル工学研究所の敷地内及び近隣地区に設置し、環境中の空間γ線量率を連続的に測定する装置です。
モニタリングステーションは、高い線量率を測定する加圧式球型電離箱検出器と、低い線量率を測定するNaI(Tl)シンチレーション検出器の二つの放射線検出器に加え、空気中βガス(主に85Kr)を測定するためのβガスモニタ並びに空気中の塵埃を連続採取するための二連式集塵装置(ダストサンプラ)から構成されています。
現地で測定されたデータは、専用線で研究所内に送られ常時監視されています。また一部のデータについては、茨城県環境技術センター等に送信しています。
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