【線量当量算出タイトルバー】

量当量算出のために施設周辺における農畜産物、飲料水及び海産物中の放射能を測定しています。
 化学分析をするために、蒸留、乾燥、灰化等、その試料に適した前処理を行います。

【前処理写真】

前処理

【検出限界値タイトルバー】

種試料の放射性核種濃度検出限界は以下の通りです。

項 目

単 位

3H

14C

90Sr

131I

137Cs

牛乳

Bq/cm3

 

 

4×10-5

2×10-4

4×10-4

野菜

Bq/g生

 

 

4×10-5

4×10-4

4×10-4

精米

Bq/g生

 

2×10-3

4×10-5

 

4×10-4

飲料水

Bq/cm3

2×10-2

 

 

 

 

項 目

単 位

54Mn

60Co

90Sr

95Zr

95Nb

106Ru

137Cs

144Ce

Pu

海産物

Bq/g生

2×10-4

2×10-4

4×10-5

4×10-4

2×10-4

8×10-4

2×10-4

8×10-4

2×10-6

畜産物については、過去に行われた大気圏内核実験による放射性降下物(フォールアウト)の影響を受け、低い濃度で検出されることもありましたが、最近はその影響はほとんど見られなくなってきました。
 14C(炭素)についても大気圏内核実験による影響を大きく受けています。14Cは半減期が5千年と長く、地球上に広く分布していることから、現在でも検出されています。
や海藻からプルトニウムが検出されていますが、これらについても、大気圏内核実験による放射性降下物の影響が今でも残っているためです。

 
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