空間線量率

設からの放射線による影響がないかどうかを監視するためにモニタリングステーション、モニタリングポストなどの環境放射線監視装置を、事業所外及び事業所敷地境界付近に設置し、環境中の放射線の量を常時測定しています。
 この環境中の放射線の単位時間当りの量を空間線量率といい、単位はμGy/時(マイクログレイ毎時)で表します。

【MS写真】

モニタリングステーション

サーベイ

射線測定器等を積載した観測車(モニタリングカー)により、環境放射線量の長期的変動、地域分布を把握するするために、決められた地点における空間線量率を3ヶ月毎に測定しています。
 このサーベイ地点は、周辺の環境に大きな変化の少ない、神社やお寺を対象としています。

【サーベイ写真】

サーベイ作業

TLD

算線量(TLD)とは、事業所敷地境界及び周辺地区に設置し、環境中の放射線を熱ルミネッセンス線量計によって、三ヶ月間に受けた空間放射線の積算量を測定しています。
 この積算線量計の設置してある場所を、モニタリングポイントといいます。
 積算線量は、地域によって差が見られますが、これは主に測定地点における土壌の種類や周囲の建物に含まれる自然放射性物質の差によるものです。

【TLDボックス写真】

積算線量計(TLDボックス)


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