高速増殖原型炉もんじゅ
1.作業状況等
(1)「もんじゅ」プラント状況
○廃止措置中(解体準備期間)
・しゃへい体等取出し作業
・2次メンテナンス冷却系の解体撤去
・水・蒸気系等発電設備の解体撤去
作業の進捗状況については、以下URLのとおり
https://www.jaea.go.jp/04/monju/current_status/img/haisisochi_shinchyoku.pdf
2.来週の予定
(1)「もんじゅ」プラント状況
○廃止措置中(解体準備期間)
・しゃへい体等取出し作業
・2次メンテナンス冷却系の解体撤去
・水・蒸気系等発電設備の解体撤去
新型転換炉原型炉ふげん
1.作業状況等
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)
・原子炉周辺設備解体撤去工事
原子炉建屋内の機器等の解体撤去工事
原子炉補助建屋内の機器等の解体撤去工事
・セメント混練固化装置の設置
・予備電源装置の設置
(2)その他
○燃料貯蔵プール建屋における工業用水の漏えいについて(原因と対策)
9月4日11時10分頃、燃料貯蔵プール建屋1階キャスク搬出入室(汚染のおそれのない管理区域)において、床コンクリートのはつり作業を行っていた際、電動工具が屋外への通用口付近のはつり箇所近傍にある放射性物質を含まない工業用水の埋設配管を損傷させ、工業用水が漏えいしました。その後、配管元弁を閉止し、工業用水の漏えいは停止しました。
漏えい量は建屋内と通用口合わせて約1m3と推計しています。
本事象による他設備や環境への影響はありません。
【9/5 週報発表済み】
調査の結果、原因は、事前の埋設物探査において埋設配管の存在は確認していたものの深さまでは特定できなかったことから、配管が一般的な鉄筋コンクリート床の構造より、100mm程度にあると想定して床コンクリート表層部を試掘したため、浅い位置にあった埋設配管を損傷したものと特定しました。
再発防止対策として、はつりや掘削作業範囲に供用中の埋設配管やケーブルが存在する場合には、原則として隔離、水抜き、停電等を行うことをルール化しました。また、埋設物の深さが特定できない場合には、対象物の周りや側部からの試掘によって深さを確認するなどの作業手順の検討を行い、必要に応じて作業要領書を改訂することをルール化しました。
2.来週の予定
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)
・原子炉周辺設備解体撤去工事
原子炉建屋内の機器等の解体撤去工事
原子炉補助建屋内の機器等の解体撤去工事
・セメント混練固化装置の設置
・予備電源装置の設置
敦賀事業本部
1.今週の主な実績
○「新試験研究炉」令和7年度ボーリング作業
2.来週以降の主な予定
○「新試験研究炉」令和7年度ボーリング作業
○ 第20回原子力機構報告会(於:イイノホール オンライン併用(10/22))
原子力による新たな価値の創造に向けて~設立20年 原子力機構が目指す未来~