令和5年 3月17日

国立研究開発法人

日本原子力研究開発機構

敦 賀 事 業 本 部

敦賀事業本部週報

(期間: 3月11日 ~  3月17日)

今週のまとめ

・「もんじゅ」廃止措置中

・「ふげん」廃止措置中

・「ふげん」復水配管からの水の漏えいについて(3/14)

敦賀廃止措置実証本部

高速増殖原型炉もんじゅ

1.作業状況等

(1)「もんじゅ」プラント状況

○廃止措置中(燃料体取出し期間)

(2)その他

○第3回定期事業者検査

2.来週の予定

(1)「もんじゅ」プラント状況

○廃止措置中(燃料体取出し期間)

(2)その他

○第3回定期事業者検査

新型転換炉原型炉ふげん

1.作業状況等

(1)「ふげん」プラント状況

○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)

・原子炉周辺設備解体撤去工事

原子炉建屋内の機器等の解体撤去工事

原子炉補助建屋内の機器等の解体撤去工事

(2)その他

○復水配管からの水の漏えいについて(3/14)

3月14日16時58分頃、ふげんの原子炉補助建屋廃棄物処理室(管理区域)1階の床面に設置してある漏えい検知器の警報が発報したため、現場を確認したところ、同室にあるアスファルト固化装置の解体に向けて切断した復水配管に取り付けてあった閉止プラグが外れ、水が漏れていることを確認しました。その後、直ちに、復水移送ポンプを停止し、17時22分に水漏れは停止しました。漏れた水の量は約13.4m³であり、床面の排水目皿から床ドレンサンプ等に全て回収しました。

なお、漏れた水の放射能濃度は検出限界値未満でした。この事象による環境への放射能の影響はありません。

閉止プラグが外れた原因を調査した結果、配管の表面にできる閉止プラグの噛みこみ痕が適切に取り付けた場合と比較してわずかであることから、閉止プラグを取り付けた際の締め込みが不十分であったことが原因と推定しました。

対策として、同型の閉止プラグを取り付ける場合は、締め付け後に閉止プラグの噛みこみ状態を確認する手順を追加するなど、確実な閉止となるような措置を講じることとします。


○第3回定期事業者検査

2.来週の予定

(1)「ふげん」プラント状況

○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)

・原子炉周辺設備解体撤去工事

原子炉建屋内の機器等の解体撤去工事

原子炉補助建屋内の機器等の解体撤去工事

(2)その他

○第3回定期事業者検査

敦賀事業本部・敦賀総合研究開発センター

1. 今週の主な実績

特になし

2.来週以降の主な予定

特になし