敦賀廃止措置実証本部
高速増殖原型炉もんじゅ
1.作業状況等
(1)「もんじゅ」プラント状況
○廃止措置中(燃料体取出し期間)
・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)
Aループ ナトリウムドレン
Bループ ポニーモータ運転中
Cループ ポニーモータ運転中
・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)
Aループ ナトリウムドレン
Bループ ポニーモータ運転中
Cループ ナトリウムドレン
(2)その他
○燃料体取出し作業に向けた準備作業
・作業工程モニタカメラの視認性の確認終了(8/17)
・模擬訓練開始(8/19)
・燃料出入機「本体Bシール漏れ」警報の発報(8/19)
燃料出入機本体Bと燃料缶詰装置を接続する際、燃料出入機本体Bドアバルブ内側のOリングに異物が付着していたことにより、気密性が低下し、空気が漏れていたため警報が発報しました。異物は、作業終了時に異物混入防止として被せる蓋の内側のゴムが劣化し、剥離したものと判明しました。
その後、異物の除去およびOリング交換を実施し、気密性を回復した上で作業を再開しました(8/20作業再開)
○廃止措置計画変更の届出(8/22)
・平成30年3月28日に認可を受けた、廃止措置計画について、燃料体の処理準備作業の進捗を踏まえ、平成30年7月27日に平成30年度の燃料体の処理の開始時期を7月から8月に変更することを決定(7/27週報発表済み)し、平成30年8月22日に廃止措置計画変更を原子力規制委員会に届け出ました。
○廃止措置作業
・2次冷却材ナトリウム一時保管用タンク設置作業
○燃料池水冷却浄化装置の警報発報(8/14)
・燃料池の水浄化系統に設置されている循環ポンプをAからBに切り替える操作を行った際、浄化装置(プレコートフィルタ)の保持ポンプの入口と出口の差圧が高いことを示す警報が発報したため、保持ポンプを停止し、プレコートフィルタへの通水を停止しました。点検の結果、保持ポンプに異常はなく、現在は同系統に設置されている別の浄化装置(脱塩器)により燃料池の水質を維持しています。
(*)保持ポンプは、プレコートフィルタ内のろ過、脱塩を行う樹脂が剥離しないように、循環ポンプの切替操作時などに通水を確保するために設置しています。
○設備の自主点検
・燃料取扱施設
燃料取扱設備点検
2.来週の予定
(1)「もんじゅ」プラント状況
○廃止措置中(燃料体取出し期間)
・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)
Aループ ナトリウムドレン
Bループ ポニーモータ運転
Cループ ポニーモータ停止、ナトリウムドレン
・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)
Aループ ナトリウムドレン
Bループ ポニーモータ運転
Cループ ナトリウムドレン
(2)その他
○燃料体取出し作業に向けた準備作業
・模擬訓練
○廃止措置作業
・2次冷却材ナトリウム一時保管用タンク設置作業
○設備の自主点検
・燃料取扱施設
燃料取扱設備点検
新型転換炉原型炉ふげん
1.作業状況等
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)
・原子炉周辺設備解体撤去工事
(2)その他
○クリアランス制度の適用に向け平成27年2月13日に申請、平成30年3月29日一部補正した「放射性物質の放射能濃度の測定及び評価の方法」に係る認可申請の一部補正(8/17)
・組織名称等の修正
・記載内容の適正化 など
2.来週の予定
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置中(原子炉周辺設備解体撤去期間)
・原子炉周辺設備解体撤去工事
敦賀事業本部・敦賀総合研究開発センター
1.先週・今週の主な実績
○福井大学工学研究科(福井大学附属国際原子力工学研究所)の特別研究学生(フランスINSA)の「敦賀総合研究開発センター」への受入れ(6/18〜8/31)
○文部科学省受託事業「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」に係る「原子力行政コース」の開催(於:若狭湾エネルギー研究センター)(7/23〜8/10)
○「夏フェスタ美浜」ブース出展(於:美浜町総合運動公園多目的グラウンド(8/11))
○「エネ研てんこもり2018」ブース出展(於:若狭湾エネルギー研究センター(8/18))
2.来週以降の主な予定
○福井大学工学研究科(福井大学附属国際原子力工学研究所)の特別研究学生(フランスINSA)の「敦賀総合研究開発センター」への受入れ(6/18〜8/31)
○文部科学省受託事業「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」に係る「原子力施設立地コース」の開催(於:若狭湾エネルギー研究センター)(8/27〜8/31)