平成30年 1月12日

国 立 研 究 開 発 法人

日本原子力研究開発機構

敦 賀 事 業 本 部

敦賀事業本部週報

(期間:12月29日 〜 1月12日)

今週のまとめ

・「もんじゅ」廃止措置準備中

・「ふげん」第30回定期検査実施中

・平成30年敦賀事業本部年頭式典(1/4)

・「もんじゅ」の1次系ナトリウム漏えい検出器サンプリングポンプ停止について
  (1/11)


高速増殖原型炉もんじゅ

もんじゅ運営計画・研究開発センター

1.作業状況等

(1)「もんじゅ」プラント状況

 ○廃止措置準備中

  ・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

   Aループ ポニーモータ停止中(1/4停止)、ナトリウムドレン(1/4)

   Bループ ポニーモータ運転中

   Cループ ポニーモータ運転中

  ・1次メンテナンス冷却系(ナトリウムドレン(1/5))

  ・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

   Aループ ポニーモータ停止中(1/4停止)、ナトリウムドレン(1/9)

   Bループ ポニーモータ運転中

   Cループ ポニーモータ運転中

(2)その他

 ○設備保全対策

  ・放射性廃棄物の廃棄施設

   放射性廃棄物処理設備点検(1/8〜)

  ・その他原子炉の附属施設

   換気空調設備点検

   ディーゼル発電機設備点検

  ・燃料取扱施設

   燃料取扱設備点検

 ○1月11日(木)15時16分頃、1次系電磁ポンプ等が設置された部屋のナトリウム漏え
   い検出器の停止作業を行っていたところ、誤ってドレンタンク室※1まわりのナトリ
   ウム漏えい検出器と共用しているサンプリング配管の弁を閉止しました。これに伴
   い同タンク室の検出用サンプリングポンプが停止したため、監視機能が喪失したも
   のと判断し、15時22分、原子炉施設保安規定第34条※2に定める運転上の制限の逸脱
   を宣言しました。

   その後、同タンクのナトリウム液位等に変動がないこと等から、プラント状態に
   異常がないことを確認しました。

   18時28分、当該ポンプを起動し、漏えい監視機能の復帰を確認したことから、運
   転上の制限の逸脱からの復帰を宣言しました。


   ※1:抜き取ったナトリウムを貯留するタンクを設置している部屋

   ※2:ナトリウムの漏えい監視装置が動作可能であること(関連抜粋)

2.来週の予定

(1)「もんじゅ」プラント状況

 ○廃止措置準備中

  ・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

   Aループ ナトリウムドレン

   Bループ ポニーモータ運転

   Cループ ポニーモータ運転

  ・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

   Aループ ナトリウムドレン

   Bループ ポニーモータ運転

   Cループ ポニーモータ運転

(2)その他

 ○設備保全対策

  ・原子炉冷却系統施設

   2次冷却系設備点検

  ・放射性廃棄物の廃棄施設

   放射性廃棄物処理設備点検

  ・その他原子炉の附属施設

   換気空調設備点検

   ディーゼル発電機設備点検

  ・燃料取扱施設

   燃料取扱設備点検


原子炉廃止措置研究開発センター

1.作業状況等

(1)「ふげん」プラント状況

 ○廃止措置中(使用済燃料搬出期間)

  ・原子炉冷却系統施設(A復水器及び湿分分離器等)の解体撤去工事

  ・その他設備(Aディーゼル発電機室換気系及び消音器)の解体撤去工事

  ・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事(原子炉建屋機器及び原子炉補助建屋機器
    のトリチウム除去)

  ・第30回定期検査実施中

2.来週の予定

(1)「ふげん」プラント状況

 ○廃止措置中(使用済燃料搬出期間)

  ・原子炉冷却系統施設(A復水器及び湿分分離器等)の解体撤去工事

  ・その他設備(Aディーゼル発電機室換気系及び消音器)の解体撤去工事

  ・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事(原子炉建屋機器及び原子炉補助建屋機器
    のトリチウム除去)

  ・第30回定期検査実施中


敦 賀 事 業 本 部

原子力緊急時支援・研修センター(福井支所)

1.今週の主な実績

 ○平成30年敦賀事業本部年頭式典(1/4)

2.来週以降の主な予定

 ○文部科学省受託事業「放射線利用技術等国際交流(講師育成)」に係る「原子力施
   設立地コース」の開催(於:若狭湾エネルギー研究センター(1/15〜19))