平成28年12月28日

国 立 研 究 開 発 法人

日本原子力研究開発機構

敦 賀 事 業 本 部

敦賀事業本部週報

(期間:12月23日 〜12月28日)

今週のまとめ

・「ふげん」第29回定期検査実施中

・「もんじゅ」性能試験中(原子炉停止中)


※次回の敦賀事業本部週報は1月6日(金)とさせていただきます。

〜 すぐれた技術 確かな安全  世界に示す 新生「もんじゅ」 〜

高速増殖原型炉もんじゅ

もんじゅ運営計画・研究開発センター

1.作業状況等

(1)「もんじゅ」プラント状況

○性能試験中(原子炉停止中)

 ・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

  Aループ ナトリウムドレン

  Bループ ポニーモータ運転中

  Cループ ポニーモータ運転中

 ・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

  Aループ ナトリウムドレン

  Bループ ポニーモータ運転中

  Cループ ポニーモータ運転中

(2)もんじゅ敷地内破砕帯追加調査

(3)その他

○設備保全対策

 ・原子炉冷却系統施設

   原子炉補機冷却海水系設備点検

   補助冷却設備点検

   原子炉補機冷却水系設備点検

 ・その他原子炉の附属施設

   換気空調設備点検

   ディーゼル発電機設備点検

   屋外開閉所、主要変圧器設備点検

   所内電源供給設備点検

○高速増殖原型炉もんじゅ(定格出力28万kW)は、低温停止中のところ、9月6日9時01分頃、環境管理棟環境分析室(管理区域外)において火災警報が発報し、当該室のごみ箱から火と白煙を確認、消火器による初期消火を行いました。9時16分に公設消防へ連絡し、9時54分に鎮火が確認されました。

 環境管理棟:環境試料(海水、陸土等)の放射能分析を行う施設

【9月6日 プレス発表済み】

  機構において原因を調査した結果、現場の状況から電気火災や太陽光の集光効果などによる火災ではないことを確認しました。また、環境管理棟の作業員に喫煙者はいないことから、タバコの不始末による火災の可能性は低いと考えられます。
一方、当該分析室で使用している化学薬品の一部は、一定の条件下で可燃物を着火させることが確認されております。これらの調査結果を踏まえ、再発防止対策として、ごみ箱を蓋付きの金属製ごみ箱に変更するとともに当該分析室で発生する可燃ごみの管理・処分方法の改善、化学薬品保管庫への使用者や使用時間が機械的に記録されるシステムの導入(今年度内)などを実施しました。

  12月27日、これらの再発防止対策について公設消防に報告し、受理されました。

2.来週の予定

(1)「もんじゅ」プラント状況

○性能試験中(原子炉停止中)

 ・1次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

  Aループ ナトリウムドレン

  Bループ ポニーモータ運転

  Cループ ポニーモータ運転

 ・2次主冷却系(ナトリウム温度 約200℃)

  Aループ ナトリウムドレン

  Bループ ポニーモータ運転

  Cループ ポニーモータ運転

(2)もんじゅ敷地内破砕帯追加調査

(3)その他

○設備保全対策

 ・原子炉冷却系統施設

   原子炉補機冷却海水系設備点検

   補助冷却設備点検

   原子炉補機冷却水系設備点検

 ・その他原子炉の附属施設

   換気空調設備点検

   ディーゼル発電機設備点検

   屋外開閉所、主要変圧器設備点検

   所内電源供給設備点検


原子炉廃止措置研究開発センター

1.作業状況等

(1)「ふげん」プラント状況

○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)

 ・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事

 ・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事(カランドリアタンク及び重水冷却系、
 重水浄化系等のトリチウム除去等)

 ・第29回定期検査実施中

○放出管理用計測器の点検記録の管理上の不備への対応

2.来週の予定

(1)「ふげん」プラント状況

○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)

 ・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事

 ・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事(カランドリアタンク及び重水冷却系、
 重水浄化系等のトリチウム除去等)

 ・第29回定期検査実施中

○放出管理用計測器の点検記録の管理上の不備への対応


敦 賀 事 業 本 部

原子力緊急時支援・研修センター(福井支所)

1.今週の主な実績

○特になし

2.来週以降の主な予定

○平成29年敦賀事業本部年頭式典(1/4)