今回は「敦賀国際エネルギーフォーラム」(4月25、26日開催)から、セッションIでの各国専門家の講演の概要をご紹介します。
資源に乏しくエネルギー供給の安全保障が重要な課題であるフランスでは、原子力発電の推進によってエネルギーの自給率を大きく向上させました。さらに持続可能なエネルギー源として、高速増殖炉など次世代型原子力発電の開発を進めています。
経済の成長と生活水準の向上には電気が不可欠です。現在、中国では石炭火力が中心ですが公害問題もあり、クリーンで経済性も高く大規模に使用できる原子力発電の活用に取り組んでいます。建設中・計画中とも四基あり、高速増殖炉の実験炉も建設中です。 |