蓄音機、実用的な白熱電球、映画撮影機などを発明し、『発明王』と呼ばれたトマス・エジソン。八四歳で永眠するまでに得た発明の特許は、1200以上といわれています。 私たち「サイクル機構」でも、これまでのさまざまな研究開発の中で約1500件の特許を取得しています。その中には、原子力に関わりのない産業でも適用できるものが多くあります。そこで、特許の内容をインターネットで公開し、企業から「サイクル機構」の特許を活用した新製品開発のテーマを提案していただき、共同で開発を行うという取り組みを、平成10年度から実施しています。 これまで4年間に、福井県内をはじめ茨城、東京、神奈川、大阪、兵庫、岡山などの22社からご提案をいただき、新製品の共同開発を進めています。すでに一件(水中作業用工具)は新製品として販売実績をあげ、ほかにも配管フランジ開口冶具や、生分解性の流し台用ごみネット、焼成温度を任意設定できる竹炭の高温炭化装置など、商品として完成したものも、次々と出てきています。 |
![]() |
「サイクル機構」ではこれからも、研究開発の成果を社会へ還元し、″未来づくり″のお手伝いができるよう努めてまいります。 |