平成11年6月9日
 私たち「サイクル機構」では、5月13日、14日の2日間、「21世紀のエネルギーと環境」をテーマに、『第1回敦賀国際エネルギーフォーラム』を開催いたしました。エネルギーや原子力に関連した国内外の専門家の方々による講演やセッション、パネル討論などが行われ、貴重なご意見等をいただくことができました。
 これからのエネルギーについては、中国などアジアを中心に世界のエネルギー需要が激増すると見通され、地球温暖化抑制のためにアジアでエネルギーのベストミックスを追求することが必要なことや、日本ではアジアや世界のことを常に念頭に置くべきことなどが提言されました。
 また、アメリカや韓国、欧州などでも、これからの地球環境保全には原子力の寄与が必要であると認識されていることが報告されました。
 フォーラムでは「もんじゅ」についても安全性強化に向けた改革計画や理解促進のための取り組みなどをご説明し、専門家の方々から、国際協力によって高速増殖炉の開発を進めるためにも運転再開を望む旨のご発言をいただきました。



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