私たち「サイクル機構」は、明日から「独立行政法人 日本原子力研究開発機構(略称:原子力機構)」へ衣替えをします。新旧の名前が示す通り、これまでは核燃料サイクル技術の確立に向けた研究開発を中心に行ってきましたが、今後はもっと幅広く、原子力全般にわたる総合的な研究開発に取り組んでいくことになります。
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しかし、敦賀本部での業務が大きく変わるわけではありません。また、地域に根ざし皆さまとともに歩んでいきたいという思いも変わりません。「もんじゅ」や「ふげん」を活用し、これまで通り高速増殖炉や廃止措置に関わる研究開発に取り組んでまいります。そして、皆さまから一層のご指導をいただきながら、地域産業の発展や人材の育成にも貢献できるよう努めてまいります。
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特に高速増殖炉は、資源小国の日本が将来にわたりエネルギーを安定確保していくうえで欠かすことのできない、大きな役割を担っています。その実用化への道筋をしっかりとつけることが変わらぬ使命であり、今後も最大限の努力を重ねてまいります。
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なお、このコラムも10月からデザインなどを衣替えしたうえで、引き続きさまざまな話題をお届けしてまいります。「原子力機構」と新コラムを、よろしくお願い申し上げます。 |