心はずむ季節という意味から春を英語でス
プリング(バネ)といいますが、春の初めの3
月27日から29日まで、科学の体験を通じ
て高校生の夢がはずむ「スプリング・サイエン
スキャンプ」が開かれました。文部科学省が主
催し、最先端の研究施設や実験装置をもつ大
学・研究機関・民間企業が高校生を受け入れ
る、科学技術体験合宿プログラムです。 私たち「サイクル機構」の国際技術センター (敦賀市)も会場のひとつとなり、全国各地か ら10名の高校生が参加してくれました。プ ログラムは、「意外と身近な放射線とナトリウ ム」。「もんじゅ」の運転訓練シミュレーター の見学や、放射線測定器の作成と身のまわり の放射線測定、ナトリウムの取扱実習体験な どに取り組んでもらいました。 |
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原子炉のしくみや放射線の性質、放射線が
身近にあることなどを理解してもらえたもの
と考えています。また、ナトリウムの実習で
は石けんづくりにも挑戦してもらい、「ナトリ
ウムは身近な存在」、「楽しい実験で、性質が
わかった」、「自分たちでも簡単に扱えること
が意外だ」といった感想もありました。 「サイクル機構」ではこれからも、こうした 夢はずむ体験のお手伝いなどを通じて、次世 代を担う学生に科学の楽しさをもっともっと 広めていきたいと考えています。
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