「ふげん」の運転終了から、もうすぐ丸2年。
私たち「サイクル機構」では技術専門委員会を
設けて、さまざまな専門家の方々のご意見を
いただきながら、安全で効率的な廃止措置(発
電所の解体・撤去)を行うための技術開発など
に取り組んでいます。しっかりと計画を立て
たうえで実際の解体を始めますが、その際に
は地元の企業の方々にもご協力をいただきた
いと考えています。 放射性物質の扱いなど専門的な知識や技術 が必要な分野もありますが、解体で発生する 廃棄物のうち放射性廃棄物は数%で、残りの ほとんどはコンクリートなど一般の廃棄物で す。解体作業やコンクリートの再利用など、 さまざまな分野において、地元企業の皆さま が持つ技術や経験をもとにご協力いただける ものと考えています。 |
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また、地元企業におかれましても、敦賀商
工会議所に「ふげん廃止措置研究会」が設立さ
れ、昨年の8月から10回にわたり勉強会が
開催されています。「サイクル機構」も、この
研究会に協力し、廃止措置の概要や解体技術
などについてお話をさせていただいています。 運転中と同様、廃止措置においても地域の 皆さまと一緒に、新たな産業の創出など一層 の活性化に貢献できるよう努めてまいります。
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