平成16年9月8日

 スポーツ観戦は楽しいものですが、私たち が目にするのはいわば最後の晴れ舞台だけで、 そこに至る厳しい練習を見ることはあまりあ りません。しかし、メダルの獲得など本番で の活躍は、「継続は力なり」というように、普 段からの練習の積み重ねが支えています。
 私たち「サイクル機構」でも、継続の大切さ を実感していることがあります。3年ほど前 に始めた「さいくるミーティング」(出前説明 会)の実施回数は約420回となり、県内各地 のさまざまな会合などにうかがいました。そ うして延べ約1万2000人の方々とお会い するなかで、ご質問もいただきながら直接お 話をすることの大切さや、くり返し続けるこ との大切さを学びました。
 「さいくるミーティング」では、学校からの ご依頼で小学生や高校生に放射線の授業も行 い、身近にある放射線の測定などを通じて理 解を深めてもらうこともできました。
 原子力や放射線、そして「もんじゅ」につい てもご理解をいただけるよう、これからもこ うした活動を継続していきたいと考えていま す。また、先月28日にオープン1000日 目を迎えた「アクアトム」(敦賀市)や、「ビッグ ハンド」(福井市)などの展示館でも、皆さまと のふれあいを大切にしてまいります。
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