福井県では地域産業の一層の活性化をめざす「挑戦(チャレンジ)ふくい〜福井県経済社会活性化プラン」を推進されていますが、その中に本県を原子力と地域産業が共生する全国的なモデルケースと位置づける「エネルギー研究開発拠点化計画」も盛り込まれています。 私たち「サイクル機構」としても地域への貢献は重要な使命であることから、県と連携し「もんじゅ」を中心とした一帯を国際的な研究開発、人材の育成、産業創出と育成の拠点として整備するため、「高速増殖炉国際研究開発センター(仮称)」や「廃止措置研究開発センター(仮称)」、そして地域やアジア諸国の人材育成に貢献する「国際原子力研修センター(仮称)」などを設置したいと考えています。 また、このたび地域の企業や個人経営者の方々からの製品開発や製品の問題点改善などの技術的な相談に、技術者が対応する「技術相談窓口」を設けました。これまで行ってきた特許や技術の提供とともに、地域産業との技術交流や技術成果の展開に努めていく考えです。 |
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そして、こうした新たな取り組みについて「サイクル機構」としてさまざまな視点からご意見等をうかがうため、有識者の方々による委員会の設置準備を進めています。今後も、県の計画に連携、協力してまいります。
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