平成15年7月23日

 今日は「大暑(たいしょ)」。節分や立春と同じ二十四説気のひとつで、文字通リ、大いに暑い時期というわけです。暑い夏はエアコンや冷蔵庫が大活躍し、電気が年間でいちばん多く使われます。エアコンの設定温度を少し上げたり、冷蔵庫の中を整理しておきドアを開ける時間を短くしたり、省エネに心がけて上手に使にたいものですね。
 夏ばかりでなく、一年中、電気はさまざまな家事を手助けしてくれますし、テレビやステレオ、電話、パソコンなどが使えるのも電気のおかげです。さらにオフィスや工場、病院でも、道路の信号や電車にも、電気は欠かせないエネルギーとなっています。電気の安定供給が、便利さや快適さだけでなく、暮らしの安全や安心も支えてくれているのです。
 こうした電気づくりで大きな働きをしているのが原子力発電で、日本の電気の約3分の1をまかなっています。福井県の若狭湾に面して立地する13基の原子力発電所も、地元(若狭)はもちろんのこと関西圏の暮らしを支えています。13基がつくる電気の量は、日本の原子力発電による発電電力量全体の約3割を占め、関西圏で使う電気の約半分をまかなっているのです。

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