平成11年2月10日
 私たち「サイクル機構」では、経営と事業目標を明確にするため、「中長期事業計画」の策定を進めてきました。これは今後5年間の事業の進め方を示すもので、先月の26日、その案を公表いたしました。
 この「中長期事業計画(案)」では、「サイクル機構」を取りまく現状と中長期的な展望を踏まえたうえで、「FBRサイクルの研究開発」、「高レベル放射性廃棄物の処理処分技術の研究開発」、「軽水炉再処理技術開発」、「環境保全対策」、「整理縮小事業等」という5つの事業についての進め方をまとめています。
 なかでもFBR(高速増殖炉)については「サイクル機構」の主要な事業と位置づけ、安全の確保を前提に、経済性の向上や環境負荷低減(廃棄物の発生量の低減)を目標に研究開発を進めることが重要と考えています。
 「中長期事業計画」は今後、運営審議会をはじめ外部評価委員会や海外有識者との意見交換会などでご意見をいただき、3月末までに最終決定する予定です。
 また、広く皆さまにもご覧いただけるよう、インターネットホームページで全文をご紹介しています。
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