今日からはじまる「情報サイクリング」。私たち「核燃料サイクル開発機構」では、皆様とのコミュニケーションを図り情報の公開を進めていくことが大きな使命のひとつと考え、今後毎月2回、私たちの取り組みや「ふげん」・「もんじゅ」の現状、原子力を取りまく情勢、また日本や世界のエネルギー事情など、幅広い話題をお届けしてまいります。 | |
![]()
今回は、簡単な自己紹介をさせていただきます。私たちの前身である動力炉・核燃料開発事業団は、昭和42年に発足し、以来、ウランの探鉱や濃縮、燃料の製造、新型原子炉の開発・運転、使用済燃料のの再処理など、核燃料サイクル全般にわたる研究開発に取り組んできました。 | これらの活動の中で多くの経験や技術を蓄積してきましたが、高速増殖炉「もんじゅ」でナトリウム漏えい事故を起こすなど、皆さまにご心配、ご迷惑をおかする事態をまねいてしまいました。こうした点を深く反省し、安全確保への思想を徹底するなど自己改革を進め、この10月1日より新しい組織としてのスタートを切りました。今後は開かれた組織として、皆さまとともに歩んでいきたいと考えています。 |