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4.2 海外の研究開発は「増殖炉」ではなく、プルトニウムや 放射性廃棄物の削減のために開発しているのではないか?
 高速炉は、その時代の要請により炉心を組み替えることにより、プルトニウムを増殖させる「増殖炉」として使うことも、あるいは余剰プルトニウムの削減や放射性廃棄物の低減のためにマイナーアクチニドを燃焼し削減させる「燃焼炉」として使うことにも柔軟に対応できます。
 したがって、海外においては、インド、中国のようにエネルギー資源的観点から「増殖炉」を目指す国もあれば、これまでの研究開発成果の蓄積状況やプルトニウムの保有状況等を踏まえ、フランス、ロシア、韓国のように当面は「燃焼炉」に着目した研究開発を進めている国もあります。
 このような研究開発を通じて高速炉の特長を見極めることにより、将来社会のニーズに柔軟に対応することが可能となります。
 エネルギー資源に乏しい日本は、長期的なエネルギー安定供給と地球環境問題の同時解決を図るため、プルトニウムの平和利用に徹した高速増殖炉サイクルの開発を進めています。

















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