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3.3 誤警報を発報したナトリウム漏えい検出器は改善されたのか?
1.接触型ナトリウム漏えい検出器(CLD)の改善
 接触型ナトリウム漏えい検出器(CLD)の誤警報発報に対して、以下の対策を行いました。

(1)1次メンテナンス冷却系CLDの据付不良に対する改善
  誤警報の原因は、CLD (検出器)を弁に取り付ける際、
 CLDの挿入位置を決める固定金具(シーラント)の 取付け
 に対し、十分な確認をしていなかったことによりCLDが過挿
 入となり、電極となっている検出器先端が弁棒と接触して通
 電したことにより、警報発報に至ったものと推定しました。
  そのため、同型のCLDについては、挿入時に位置ズレが生
 じにくい止め金具(スウェージロックタイプ)に変更し、全
 数252個を交換しました。
  また、据付不良(過挿入)に係る水平展開の点検として、
 ナトリウム漏えい検出器その他のナトリウム漏えい検出器、
 差し込み構造を持つ計装品、同一製 作施工会社の計装品等
 、合計で4347個に対して点検を実施し、同様な据付不良
 がないことを確認しました。
  その結果、漏えい検出器1個の締付けの緩みと予熱用温度
 計の6個の絶縁低下を確認し、それらについて増締めや取替
 え等の対策を実施しました。

(2)2次系オーバーフロータンクCLDのイオン・マイグレー
 ションに対する改善
  誤警報の原因は、CLD電極部分において接着に用いた銀ロ
 ウが溶け出すイオン・マイグレーションという現象が生じ、
 電極部分の絶縁低下が発生したと推定しました。
  そのため、銀ロウ付けタイプのCLD91個全てをイオン・マ
 イグレーションが起こりにくい金ロウ付けタイプのCLDに交
 換しました。

2.放射線イオン化式ナトリウム漏えい検出器(RID)の改善
  放射線イオン化式ナトリウム漏えい検出器(RID)におけ
 る誤警報発報に対して、「2次系RIDの基板留めネジの緩み
 に対する改善」、「温度変化によるRID誤警報に対する改
 善」、「塗装揮発成分によるRID誤警報対策」を行いまし
 た。

「もんじゅ」ナトリウム検出器誤警報関連のプレス発表文、外部公表資料
高速増殖原型炉もんじゅナトリウム漏えい検出器の点検報告書の補正について (平成21年4月22日)



図3-3
表3.3 点検個数及び点検結果のまとめ












































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