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2.4 「もんじゅ」は軽水炉に比べて高いのではないか?実証炉や実用炉は安くなるのか?

 電気出力28万キロワットの「もんじゅ」の建設費は、5,886億円(昭和55年度~平成6年度)で、電気出力100万キロワット程度の軽水炉の約2倍です。この理由としては、研究開発の中間段階の原子炉であることから、1基しか建設しないために量産効果がないことや、「もんじゅ」では経済性の見通しを得ることではなく、高速増殖炉で安定した発電ができることを実際に確認することに主眼があったことが挙げられます。
 経済性の見通しについては、「もんじゅ」の次の研究開発の最終段階である実証炉において確認されます。このため、実証炉においては、火力発電で使用実績のある高温での強度に優れた新材料の採用や、個々の機器の大型化による冷却ループ数の削減、核燃料の長寿命化等の革新的な技術の採用により、経済性の向上を目指しています。
 現在までの研究開発により、実用化された段階では、軽水炉と同等以上の経済性が得られる見通しです。
































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