将来の高速炉のための研究開発

高速炉の検査・補修技術の開発~ナトリウム中ルースパーツ回収技術~

 ナトリウムポット中に模擬ルースパーツを置き、超音波による可視化試験、試作した回収機構による回収試験を行いました。

  ①上から押し付けてルースパーツに沿った形状へ回収部を変形させる

  ②外側から締付け、ルースパーツを固定する

試作したルースパーツ回収機構について

試作したルースパーツ回収機構

(単純かつ堅牢な構造となるように工夫しました。)

下矢印

不透明なナトリウム中の遠隔保守技術に関する

基礎的な知見を得ました。

概略位置を推定できた
超音波によりナトリウム中のルースパーツの
概略位置を推定できることを確認しました。

模擬ルースパーツを回収可能であった
試作した回収機構により、模擬ルースパーツを
回収可能であることを確認しました。