平成15年9月12日
核燃料サイクル開発機構
東濃地科学センター


広域地下水流動研究における深層ボーリングの掘削開始について


 広域地下水流動研究における深層ボーリングについては、7月に土岐市泉町(DH-14号孔)、瑞浪市明世町(DH-15号孔)の2箇所で準備掘削を開始しておりますが、来週から本格掘削を開始します。

 東濃地科学センターでは深地層の科学的研究を進めています。DH-14号孔,DH-15号孔は、広い範囲における地表から地下深部(1,000メートル程度)までの断層などの地質構造や地下水の流れる速さなどを効率的に調べるための研究(広域地下水流動研究)の一環として実施します。

 掘削するボーリング孔は深さ約1,000メートル、直径は10数センチメートルの予定です。ボーリングでは、岩石サンプルを連続的に採取したり、ボーリング孔内をテレビで観察したりして地質や断層の状態などを研究します。また、地下水の圧力や水質も測定します。

 掘削実施期間は、平成16年6月頃(DH-14号孔,DH-15号孔)までを予定しています。

 実施場所はこちらです。