(別紙1)
東濃地科学センター 環境方針
 
 東濃地科学センターでは、地下深い所の地下水や岩盤の様子を知るための手法を確立することを目的とした「地層科学研究」を進めています。 この研究は、我々の生活を支えている原子力発電により発生する高レベル放射性廃棄物を安全に処分するための地層処分技術に 関する研究であり、地層処分研究開発の基盤となるものです。
 当センターは、この業務を進めるうえで、安全確保と環境保全に努め、地域社会との信頼関係を増進することが重要であると考えます。
 このため、廃棄物の削減と資源のリサイクル活用を進めるとともに、以下のように環境マネジメントシステムを構築し、 継続的な改善および汚染の予防により環境保全を図ります。

1.現在と将来の活動に適用される法規制、関連自治体との協定、その他要求事項を守ります。
2.使用資源の節約、廃棄物の削減、化学物質の管理の徹底を推進し、廃棄物や化学物質による環境汚染を防ぎます。
3.環境マネジメントシステムを定期的に監査し、自らの行動を確認しながらより良い成果が得られるようにします。
4.地層科学研究を始めとするセンターの全活動の環境へのリスクを認識することによって良好な環境を提供し、維持します。

 この方針は定期的に見直し、従業員に周知するとともに、一般に公開します。
平成14年7月5日
核燃料サイクル開発機構
東濃地科学センター
所長 鶴巻 宏一