Japan Atomic Energy Agency
Tokai Research and Development Center
content top
Japan Atomic Energy Agency
ホーム  >>  センター長挨拶

上塚センター長写真
 平成26年1月1日付で東海研究開発センター長に就任しました上塚寛です。

東海研究開発センターは、原子力科学研究所と核燃料サイクル工学研究所を擁する日本原子力研究開発機構最大の研究開発センターです。

原子力科学研究所は、1957年に日本原子力研究所東海研究所として設置されて以来、研究用原子炉、加速器、核燃料・放射性物質取扱施設など多くの研究施設を整備し、これらを活用して我が国の原子力科学の基礎を築く研究を実施してきました。現在は、「原子力の安全研究」や「原子力基礎工学研究」、「量子ビーム応用研究」などを推進しています。一方、1959年に原子燃料公社東海事業所として開設された核燃料サイクル工学研究所では、開所以来、「使用済燃料再処理」、「MOX燃料製造」、「放射性廃棄物の処理・処分」等の核燃料サイクルの実現に向けた幅広い研究開発を展開してきました。

 しかし、2011年3月11日の東日本大震災により東京電力福島第1原子力発電所において大規模な炉心溶融事故が発生し、大量の放射性物質が環境中に放出される事態となりました。この事故により被災され、今なお避難生活を余儀なくされておられる多くの皆様方に、心からお見舞い申し上げます。

 日本原子力研究開発機は、福島の環境修復そして事故を起こした原子炉の廃止措置に向けての活動を事業の最優先事項と位置付け、これまで培ってきた知識・経験・能力を総動員して対応を図っています。東海研究開発センターは、その中核として福島県内の除染活動、環境放射線モニタリングやコミュニケーション活動、福島県民の方々の内部被ばく測定といった活動を行うとともに、燃料デブリの取出、放射性廃棄物処理などの廃止措置に向けた研究開発を進めています。

 一方、このような中で「もんじゅ」における保守管理上の不備やJ-PARCハドロン実験施設における放射性物質の外部漏洩などの事故や不祥事により国民の皆様の信頼を損ねる事態を引き起こしたことは、原子力研究開発の社会的責務を担う組織として、痛恨の極みであります。このような事態を真摯に反省し、組織の抜本的改革を図るべく、今般、改革計画を策定しました。東海研究開発センターは、日本原子力研究開発機構の中核研究組織として、福島事故対応という国家的課題に全力で取り組むと共に組織の改革を断行し、安全確保を大前提に、これからも我が国において必要とされる原子力研究開発を着実に推進して参る所存です。引き続き皆様のご指導とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。

平成26年1月
(独)日本原子力研究開発機構
理事東海研究開発センター長
上塚 寛

Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Right Reserved.