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新型炉に関する国際情報

2024年12月

英国SMR

「仏ニュークレオ社、SMR設計を英国GDA審査に申請」ニュークレオ社は、小型モジュール型(SMR)である、鉛冷却高速炉LFR-AS-200の包括的設計審査(GDA)への参加承認を英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)に申請した。

World Nuclear News

英国原子力政策

「原子力ニーズの拡大に伴うリスク認識の変化に関する報告書」トニー・ブレア・グローバル・チェンジ研究所は報告書『新しい原子力の時代(A New Nuclear Age)』の中で、原子力発電の普及を妨げた懸念や対立がCO2削減の機会を奪い、原子力の急速な拡大が気候目標達成に今必要だと指摘している。

World Nuclear News、トニー・ブレア・グローバル・チェンジ研究所

英国原子力人事

「世界原子力輸送協会、ピーター・ブライアント氏をCEOに任命」世界原子力輸送協会(WNTI)は、ピーター・ブライアント氏を2025年3月からの最高経営責任者(CEO)に任命した。

Nuclear Engineering International、NUCNET

仏国・日本原子力規制

「仏ASNと日NRAの二国間会合」フランスの原子力規制機関(ASN)と日本の原子力規制委員会(NRA)は、11月19日と20日に二国間会合を開催した。

フランス原子力安全機関(ASN)

インドネシアSMR

「インドネシア、化石燃料への依存度を下げるため、米国とロシアの両方の原子力技術の導入を検討」インドネシアは米国とロシアとそれぞれ協議を行い、原子力発電技術の取得を目指しており、2036年までに原子力発電所の稼働を目指している。

Power Technology

カナダSMR(マイクロリアクター)

「カナダCSMCがCNLとSLOWPOKE-2原子炉技術の商業化に関する覚書を締結」カナダを拠点とするCSMC(Canadian Space Mining Corporation)は、カナダ原子力研究所(CNL)と、カナダが設計したSLOWPOKE-2(研究炉)マイクロリアクター技術の商業化を検討する覚書(MOU)を締結した。

Canadian Space Mining Corporation

米国SMR

「米SNP社が小型モジュール炉を製造し、世界に販売」SNP(Small Nuclear Plant)社は、米国国外で小型モジュール炉(SMR)を製造し、船舶、列車、トラックで輸送することを目指し、電力購入契約(PPA)を積極的に推進している。

Small Nuclear Plant(SNP)

ロシア核燃料サイクル

「ロスアトム社、REMIX燃料のパイロット運転の最終サイクルを開始」ロスアトム社は、再生ウランとプルトニウムを使用した革新的なREMIX燃料の3回目の運転サイクルを開始し、クローズド核燃料サイクルを目指して試験を進めている。

TVEL、ATOM Media、Atomic Energy 2.0

南アフリカSMR

「南アフリカ、「原子力とPBMRにコミット」」南アフリカ政府は、ペブルベッド型モジュール炉(PBMR)計画の復活と新規原子炉建設を進め、原子力を低炭素エネルギー転換の柱として再び推進しようとしている。

World Nuclear News

仏国・日本核燃料

「仏オラノ社、日本の原子炉用MOX燃料製造契約締結」フランスのオラノ社は三菱重工業(MHI)と、九州電力の玄海3号機に40体、四国電力の伊方3号機に24体のMOX燃料集合体を供給する契約を締結した。

オラノ、World Nuclear News

米国SMR(マイクロリアクター)

「米NANOニュークリア・エナジー社、Vert2Grow Energy Solutions社と遠隔地に持続可能なエネルギーと食糧生産をもたらすことを目的とした覚書を締結」NANOニュークリア・エナジー社は、Vert2Grow Energy Solutions社との覚書(MOU)に基づき、NANOニュークリア社の可搬型マイクロリアクター技術と、Vert2Grow社およびFood Security Structures Canada(FSSC)の垂直農法技術との統合を模索する。

NANOニュークリア・エナジー

米国SMR

「米ホルテック社のSMR-300とHI-THERMハイブリッド集光型太陽熱発電所(HCSP)を組み合わせ、発電量と運用耐性を向上させる」ホルテック社は、同社の小型モジュール炉SMR-300とHI-THERMハイブリッド集光型太陽熱発電所(HCSP)を併設するオプションを発表した。

ホルテック・インターナショナル

米国原子力宇宙利用

「米Atomic Alchemy社とゼノ・パワー社が放射性同位体の燃料を提供」オクロ社はAtomic Alchemy社とゼノ・パワー社との提携を通じ、放射性同位体供給拡大で宇宙・地上のエネルギー利用と安全保障強化を目指す。

Nuclear Engineering International

米国データセンター、SMR

「米Meta社、新たな原子力電源の確保目指す-データセンター電力需要に備え」Meta社は、同社のデータセンターやAIイニシアチブおよび地域の電力網をサポートするため、2030年代初頭までに1~4GWの原子力発電を提供できる原子力発電開発業者を特定するための提案依頼書(RFP)を発行した。

Meta、World Nuclear News、Reuters、Bloomberg、Power Magazine

米国SMR

「米EnergySolutions社とテレストリアル社、IMSR導入に関する覚書を締結」テレストリアル・エナジー社はEnergySolutions社とIMSR(統合型溶融塩炉)導入に関する覚書(MOU)を締結し、溶融塩炉技術を活用した分散型クリーンエネルギー導入と規制支援を進める。

World Nuclear News、Nuclear Newswire

米国SMR(マイクロリアクター)

「米NANOニュークリア・エナジー社と米国エネルギー省(DOE)Idaho Operations Office、アイダホ国立研究所(INL)施設内に同社のマイクロリアクターのプロトタイプを設置する覚書を締結」NANOニュークリア・エナジー社と米国エネルギー省(DOE)Idaho Operations Officeは覚書(MOU)を締結し、アイダホ国立研究所(INL)におけるNANOニュークリア社のマイクロリアクター「ZEUS」および「ODIN」の設置、建設、試運転、運転および廃止措置の実現可能性を評価する。

NANOニュークリア・エナジー

インドSMR

「NTPC、インドでの小型モジュール炉開発でEDF社、ロスアトム社、ウェスチングハウス社と交渉中」国営発電会社NTPC社は、小型モジュール炉(SMR)をインドに建設するため、フランスのEDF社、ロシアのロスアトム社、米国のウェスチングハウス社と協議中であると、この件に詳しい2人の関係者が語った。

Qrius

ベルギー・フィンランド原子力熱利用

「ベルギーのトラクテベル社、ステディ・エナジー社のフィンランドにおける地域暖房用SMR開発を支援」トラクテベル社は、フィンランドのステディ・エナジー社に、地域暖房に焦点を当てたトラクテベル社の小型モジュール炉LDR-50の設計と許認可取得プロセスにおけるサポートを提供する。

ステディ・エナジー、World Nuclear News

仏国SMR(高速炉)

「仏、Otrera社、新世代原子炉の開発加速に向けた250万ユーロの資金調達ラウンド終了を発表」フランス原子力・代替エネルギー庁(CEA)からのスピンオフ企業であり、フランス2030プログラムの受賞企業であるOtrera社は、エネルギー転換と原子力イノベーションに熱心な産業および金融投資家から250万ユーロを調達し、第1回資金調達ラウンドを終了したことを発表した。

Otrera

米国・トーゴSMR(マイクロリアクター)

「米NANOニュークリア・エナジー社、トーゴ共和国政府と覚書に調印」NANOニュークリア・エナジー社社は12月5日、トーゴ共和国領内における原子炉、燃料施設および核物質輸送の開発と展開を促進するため、トーゴ共和国政府と覚書(MOU)を締結したことを発表した。

NANOニュークリア・エナジー

仏国・日本高速炉

「仏フラマトム社と日本、ナトリウム冷却高速炉開発に関する設計協力実施取決めを締結」フラマトム社と日本原子力研究開発機構(JAEA)、三菱重工業(MHI)および三菱FBRシステムズ(MFBR)は、ナトリウム冷却高速炉(SFR)の設計協力実施取決め(IA)を締結した。

フラマトム、日本原子力研究開発機構、World Nuclear News

GIF(第4世代原子力システム国際フォーラム)GIF

「第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)からロシアを除外」英国と米国は、ロシアを除外した第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)の新たな枠組み合意(framework agreement)に署名し、先進的な原子力技術の研究開発を進める。

Nuclear Engineering International

韓国・スウェーデンSMR

「韓サムスンC&T社、スウェーデンのSMRプロジェクト開発会社と提携」サムスンC&T社はシャーンフル・ネキスト社とスウェーデンでの小型モジュール炉(SMR)導入を推進する覚書(MOU)を締結し、2032年までに発電所を建設、データセンターに電力供給を目指す。

World Nuclear News

英国・日本SMR(高温ガス炉)

「英国と日本の原子力協力:ショーケースイベントを開催し2つの原子力プロジェクトの成果を発表」英国国立原子力研究所は(NNL)、日本との協力で進めている2つの原子力プロジェクトの成果を発表し、高温ガス炉技術の可能性やネットゼロ目標達成に向けた取り組みを強調した。

英国国立原子力研究所(NNL)

米国SMR(マイクロリアクター)

「米ウェスチングハウス社のeVinciマイクロリアクターがライセンス取得のマイルストーンを達成」米国原子力規制委員会(NRC)は、ウェスチングハウス社のマイクロリアクター「eVinci」の計装および制御プラットフォームである「Advanced Logic System Version 2(ALS v2)」を承認した。

ウェスチングハウス、Power Technology、GlobalData

オーストラリアエネルギー政策

「オーストラリアの報告書は原子力のコスト競争力を疑問視」オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)とオーストラリアエネルギー市場管理機関(AEMO)が発行したGenCost報告書草案は、原子力発電は長寿命でもコスト面で優位性はなく、安全性向上のための改修費用がかかり、他の技術の方がコスト削減可能と指摘している。

World Nuclear News、オーストラリア連邦科学産業研究機構(CSIRO)

米国データセンター

「米国AIタスクフォース共同議長、FERCにデータセンターの併設を支援するよう要請」米国議会の人工知能(AI)タスクフォースの共同議長は今週、国家安全保障と世界的なAIの優位性をめぐる競争を理由に、発電所に直接接続されたデータセンターの開発を支援するよう連邦エネルギー規制委員会(FERC)に促した。

Reuters

米国核燃料

「バイデン=ハリス政権、米国産低濃縮ウラン購入契約を発表」バイデン政権はエネルギー安全保障強化とロシア依存解消を目指し、米国産低濃縮ウラン供給契約を締結する6社を選定した。

DOE NE局

英国原子力電池

「英国の科学者、炭素14ダイヤモンド電池は世界初と発表」英国原子力公社(UKAEA)とブリストル大学は、世界初の炭素14(C14)ダイヤモンド電池を開発したと発表した。

World Nuclear News

米国SMR

「米Holtec Security International社とARESセキュリティ社、原子力および重要インフラ市場向けに次世代セキュリティソリューションを開発・提供するためのグローバル戦略提携契約の締結を発表」Holtec Security International社はARESセキュリティ(ARES)社との戦略提携契約に基づき、ARES社の技術をフルに活用し、同社の計画するセキュリティソリューションへの組み込みや再販、セキュリティを取り巻く技術革新や次世代小型モジュール炉(SMR)の導入をサポートする新たなサービスの共同開発が可能になる。

ARESセキュリティ

ノルウェーSMR

「ノルウェー、ハルデンでのSMR導入を評価する企業としてAmentum社を選定」ハルデン・シャーナクラフト(Halden Kjernekraft)社は、ノルウェー南東部のハルデンでの小型モジュール炉(SMR)建設の可能性を評価するために、米国企業Amentum社とノルウェー企業Multiconsult Norge社と契約した。

Amentum、World Nuclear News

英国新型炉燃料

「英国、HALEUのための輸送能力開発へ」英国原子力廃止措置機関(NDA)の子会社であるNuclear Transport Solutions(NTS)社は、英国政府から、英国が将来使用する高アッセイ低濃縮ウラン(HALEU)の輸送能力開発の先導役を担うための資金提供を受けた。

Nuclear Transport Solutions、World Nuclear News

米国SMR(マイクロリアクター)

「米国DOE、Aalo Atomics社の実験用マイクロリアクターの暫定サイトを提供」米国エネルギー省(DOE)は、アイダホ国立研究所(INL)の仮設用地を、マイクロリアクターを開発しているAalo Atomics社に提供した。

DOE NE局、Aalo Atomics、Nuclear Engineering International

米国・ドイツ医療用RI

「米NorthStar社と独Ariceum社、Ac-225の供給契約に署名」NorthStar Medical Radioisotopes社は、画期的な放射性医薬品であるSatoreotideと併用するために、Ariceum Therapeutics社にアクチニウム-225(Ac-225)を供給する。

NorthStar Medical Radioisotopes、Ariceum Therapeutics、AuntMinnie

英国SMR

「英国におけるBWRX-300のGDA審査がステップ2に進む」GE日立ニュークリア・エナジー社のBWRX-300設計は、英国の包括的設計審査(GDA)プロセスのステップ1を完了し、ステップ2に進んだ。

GE Vernova、World Nuclear News、NUCNET

米国SMR

「米AtkinsRéalis社がエナジー・ノースウエスト社のSMRプロジェクトに選定される」エナジー・ノースウエスト社は、ワシントン州の小型モジュール炉(SMR)開発プロジェクトでAtkinsRéalis社を技術パートナーとして選定し、クリーンエネルギー推進を目指す。

World Nuclear News

インド高速増殖炉

「印PFBR、2025年末までに運転開始へ:政府」ジテンドラ・シン・首相府国務大臣が12月4日にインド下院(Lok Sabha)で、インドの500MWe高速増殖原型炉(PFBR)は2025年末までに運転開始される予定であると報告した。

THE ECONOMIC TIMES、インド下院(Lok Sabha)

インドネシア・日本・米国原子力政策

「インドネシア、PLN、原発建設で日米と提携」国が所有する電力会社PT PLN社は、日本と米国の企業と協力して国内に原子力発電所を建設している、と経済担当調整大臣のエアランガ・ハルタルト(Airlangga Hartarto)氏は12月11日に述べた。

The Jakarta Post

米国・カナダSMR

「米ウェスチングハウス社とBWXTカナダ社、AP1000およびAP300プロジェクトに関する覚書を締結」ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニーとBWXTカナダ社は12月12日、カナダおよび世界における原子力発電所の新規建設プロジェクトを支援するための覚書(MOU)に署名したことを発表した。

ウェスチングハウス

英国・米国SMR(マイクロリアクター)

「米ラスト・エナジー社の英国南ウェールズ原発プロジェクト、米国輸出入銀行が後押し」ラスト・エナジー社は、米国輸出入銀行(EXIMank)から、英国南ウェールズでのプロジェクトに関連する1億370万ドルの債務融資に関する意向書(LOI)を受け取ったと発表した。

ラスト・エナジー、World Nuclear News、Reuters

米国新型炉燃料

「米国NRC、ウレンコ社施設のウラン濃縮能力増強を承認」米国原子力規制委員会(NRC)は、ニューメキシコ州にある同社の施設でウラン濃縮レベルを最大10%まで引き上げるための、ウレンコUSA社の許認可変更申請を承認した。

ウレンコ、World Nuclear News

米国・シンガポール原子力政策

「米シンガポール間の民生用原子力協力協定が発効」米国とシンガポールの原子力協力に関する123協定(123 Agreement)が12月12日、正式に発効した。

米国国務省(DOS)

オーストラリア原子力政策

「オーストラリアにとって原子力が安価かつクリーンな選択肢である、との報告」オーストラリアの野党は、フロンティア・エナジー社の報告書に基づき、原子力を含むエネルギーミックスが再生可能エネルギーのみより安価でクリーンかつ安定し、ゼロエミッション達成に寄与すると主張している。

World Nuclear News

米国SMR(マイクロリアクター)

「米NANOニュークリア・エナジー社とDigihost Technology社、ニューヨーク州北部にある60MWの発電所におけるマイクロリアクター技術の確立に向けた提携を発表」NANOニュークリア・エナジー社は、データセンターを開発するエネルギーインフラ企業であるDigihost Technology社と、マイクロリアクターの導入につながる可能性のある覚書(MOU)を締結した。

Digihost Technology

ロシア大型高速炉

「露ロスアトム社、BN-1200の実験用MNUP燃料とMOX燃料を製造」BN-1200は酸化物のMOX燃料と窒化物のMNUP燃料の2炉心オプションを開発中である。BN-600での実験用燃料集合体の試験は2025年に予定されている。

ロスアトム、TVEL、Atomic Energy 2.0

米国SMR(高速炉)

「インタビュー:テラパワー社のクリス・ルベスクCEOが語る、新しい原子力の拡大について」テラパワー社のクリス・ルベスクCEOは先週ロンドンを訪れ、英国原子力産業協会(NIA)の「Nuclear 2024」会議で講演を行った際、エナジー・インテリジェンス社のグレース・サイメス氏と会談し、テラパワー社の今後の計画について話し合った。

Energy Intelligence

仏国SMR(鉛冷却高速炉)

「仏ニュークレオ社の燃料施設の許認可が前進」ニュークレオ社は燃料試験施設の安全オプション文書(DOS)をフランスの原子力安全規制当局であるASNに提出し、LFR(鉛冷却高速炉)開発に向けた規制手続きを進めた。

World Nuclear News

米国SMR(マイクロリアクター)

「米TCSAP社とBWXT社、ワイオミング州の施設でのマイクロリアクター利用を検討」タタ・ケミカルズ・ノースアメリカ社の関連会社であるタタ・ケミカルズ・ソーダ・アッシュ・パートナーズ(TCSAP)社は、ワイオミング州の施設でBWXT社のBANRマイクロリアクター導入を目指し、BWXTアドバンスト・テクノロジーズ社と2030年代導入に向けた覚書(MOU)を締結した。

World Nuclear News

韓国原子力政策

「韓国、戒厳令の失態により原発推進に疑問符」ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領の弾劾訴追により、韓国国内および海外での原発推進計画は危機に瀕している。

BNN Bloomberg

韓国SMR

「韓LS産電社とKHNP、SMRを動力源とするAIデータセンターに関する覚書を締結」LS産電社と韓国水力・原子力会社(KHNP)は、LS産電社の電力システムと分散型エネルギー源に、KHNPのデータセンター用途向け小型モジュール炉(SMR)技術を組み合わせる可能性を探る覚書(MOU)を締結した。

Data Centre Dynamics

米国SMR(マイクロリアクター)

「NANOニュークリア・エナジー社とDigihost Technology社、ニューヨーク州エネルギー研究開発局の情報提供依頼への提出を発表」NANOニュークリア・エナジー社とDigihost Technology社は12月17日、ニューヨーク州における先進的な原子力エネルギー技術の開発に関するニューヨーク州エネルギー研究開発局(NYSERDA)の情報提供依頼(RFI)への共同提出を発表した。

Digihost Technology

米国新型炉燃料

「米ロスアラモス国立研究所、数十年ぶりに高濃縮ウランを使用した初の臨界実験を実施」ロスアラモス国立研究所(LANL)の研究チームは、ネバダ州にある国立臨界実験研究センター(NCERC)で、40年ぶりに高アッセイ低濃縮ウラン(HALEU)三重被覆粒子(TRISO)燃料を用いた初の臨界実験を行った。

ロスアラモス国立研究所(LANL)

米国データセンター、SMR(マイクロリアクター)

「米オクロ社、データセンター事業社と電力供給契約を締結」オクロ社は、2044年までに12GWのAuroraパワーハウス・プロジェクトを展開するため、データセンター事業社のSwitch社と拘束力のない(non-binding)マスター電力契約を締結した。

オクロ、World Nuclear News、NUCNET

米国SMR(マイクロリアクター)

「米Antares社、迅速に展開可能なマイクロリアクターの製造を可能にするためにManufacturo社を選択」Antares Nuclear社は、地上および宇宙での利用を目的としたマイクロリアクターの製造をManufacturo社に依頼した。

Manufacturo

インドネシアSMR

「インドネシア、ThorCon社による最初のプロジェクトで20基の原子力発電所を建設へ」2050年までに排出量ゼロを目指すインドネシア政府は、少なくとも20基の原子力発電所の建設計画を発表しており、500MWeのトリウム溶融塩炉の建設契約を米国の原子力開発企業であるThorCon社に発注する可能性がある。

Reccessary

米国新型炉規制

「米国NRC、来年1月に「技術包括的(technology-inclusive)」Part 53規則に関する会議を開催」米国原子力規制委員会(NRC)は、先進原子炉の認可に柔軟性を持たせることを目的としたPart 53規則案に関する公聴会を2024年1月に開催し、2027年までに最終規則を発行する予定である。

Nuclear Newswire

米国原子力政策

「米国DOE、新しいHALEU技術を支援するための8000万ドルの予算を発表」バイデン=ハリス政権は、HALEU生産技術の進展を支援するため、最大8000万ドルが利用可能になったことを発表した。

DOE NE局

韓国イノベーション技術

「韓国KAERIがAtomicGPTを開発」韓国原子力研究院(KAERI)は12月18日、原子力分野に特化した世界初の大規模言語モデル(LLM)であるAtomicGPTを開発したと発表した。

韓国原子力研究院(KAERI)、Pulse

GIF(第4世代原子力システム国際フォーラム)GIF

「Eunju Jun博士、GIF教育・訓練ワーキンググループの新議長に選出される」韓国原子力研究院(KAERI)のEunju Jun(ジュン・ウンジュ)博士が第4世代原子力システム国際フォーラム(GIF)の教育・訓練ワーキンググループ(ETWG)の新議長に選出され、第4世代原子力システム専門家の育成に注力する。

韓国原子力研究院(KAERI)

イタリアその他

「イタリアが月面原子炉プロジェクトを開始」イタリアの国立宇宙機関(ASI Agenzia Spaziale Italiana)は、月面の居住地に電力を供給するための小型核分裂炉の開発を目指すSeleneプロジェクトを開始した。

Nuclear Engineering International

米国SMR(高速炉)

「米テラパワー社、Natrium炉の格納容器システムに関する主要製造契約を締結」テラパワー社は、最初のNatrium炉の格納容器システムに関する主要製造契約を、ENSA、斗山(Doosan)エナビリティ社、現代重工業(HD Hyundai)、Marmen社と締結した。

テラパワー、World Nuclear News、JoongAng Daily

仏国SMR(鉛冷却高速炉)

「仏ニュークレオ社のSMR実用化に向けたジョイントベンチャー設立計画」ニュークレオ社とNextChem社が小型モジュール型鉛冷却高速炉LFR-AS-200を基にした次世代商業発電所の開発を進めるため合弁企業(ジョイントベンチャー)を設立した。

ニュークレオ、World Nuclear News

米国原子力政策

「米国、リサイクル技術と原子炉概念の発展のためのGAINバウチャーを授与」「原子力の技術革新を加速するゲートウェイ(GAIN)」は、有望な先進的原子力技術の開発を支援するため、12月19日、4件のバウチャーを各社に授与した。

DOE NE局、GAIN

米国SMR(高温ガス炉)

「米X-エナジー社、テネシー州オークリッジのTRISO-X燃料製造工場の4080万ドルのサイト開発フェーズにガイガー・ブラザーズ社を選定」X-エナジー社およびその完全子会社であるTRISO-X社は12月18日、テネシー州オークリッジにおける当社初の最新型核燃料製造施設(「TX-1」)の用地開発をガイガー・ブラザーズ(Geiger Brothers)社に委託することを発表した。

X-エナジー

米国原子力

「米The Nuclear Company、6GWの新規原子力発電所建設の請負業者を対象とした関心表明の募集を発表」The Nuclear Companyは原子力発電所建設の請負業者を対象とした関心表明の募集を発表し、合理化された設計・建設アプローチでコスト削減と迅速な導入を目指している。

The Nuclear Company

仏国原子力発電所

「フランスのフラマンビルEPRが送電を開始」フランス北部ノルマンディー地方にある、長らく遅れていたフラマンビル3号機EPR原子炉が、送電網への送電を開始したと、EDF社が発表した。

World Nuclear News、NHK

米国核燃料サイクル

「米国DOE、使用済核燃料リサイクル技術の研究を支援するため1000万ドルを拠出」米国エネルギー省(DOE)は12月20日、使用済核燃料リサイクル技術の向上を目的とした研究開発活動を支援するための1000万ドルの資金提供を発表した。

DOE NE局

米国データセンター

「相互接続サービス契約の再審理要求を却下する米国FERC命令に関するタレン・エナジー社の声明」タレン・エナジー社は、米国連邦エネルギー規制委員会(FERCまたは委員会)がタレン社の再審理請求を却下したことに対する声明を12月23日発表した。

タレン・エナジー

ロシア高速炉

「露ロスアトム社、MBIR研究炉で2024年の主要組立作業を開始」原子炉科学研究所(JSC SSC RIAR、ロスアトム国営企業科学部門の一部)の敷地内で、MBIR研究炉の一次系ヒートシンク、輸送・技術システムのプロセス機器の設置が始まった。

ロスアトム、ATOM Media、Atomic Energy 2.0

米国データセンター

「米国DOE、データセンターによる電力需要増加を評価する新たな報告書を公表」米国エネルギー省(DOE)は12月20日、ローレンス・バークレー国立研究所(LBNL)が作成した「2024年米国データセンターのエネルギー利用に関する報告書(2024 Report on U.S. Data Center Energy Use)」を公表した。

米国エネルギー省(DOE)

ロシアSMR(高速炉)

「露ロスアトム社、BREST-OD-300用燃料製造施設の試験運転開始」第4世代鉛冷却高速中性子炉BREST-OD-300の燃料製造施設が試験運転を開始した。

ロスアトム、TVEL、ATOM Media、Atomic Energy 2.0

仏国・スウェーデンイノベーション技術

「仏フラマトム社、スウェーデンのバッテンフォール社運営の原子炉に3Dプリント燃料部品を設置」フラマトム社は、スウェーデンのバッテンフォール社が運営するリングハルス原子力発電所4号機に3Dプリントされた新しい燃料部品を設置したことを発表した。

フラマトム