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2024年8月
韓国高温ガス炉
「韓国原子力研究院はPOSCO、SK、大宇などの国内関連企業と高温ガス炉開発へ」科学技術情報通信部（MSIT）は19日、韓国原子力研究院（KAERI）と企業5社が高温ガス炉（HTGR）の開発に着手したと発表した。
The Korea Economic Daily
英国その他
「フィオナ・レイメント氏が32年間在籍したNNLを退職」元最高科学技術責任者で現最高経営責任者（CEO）特別顧問のフィオナ・レイメント氏が7月29日にNNLを退職する。
英国NNL
英国SMR
「ホルテック社のSMR、設計審査の第一段階を完了」ホルテック・インターナショナル社の小型モジュール炉SMR-300の設計は、英国の包括的設計審査（GDA）プロセスの第一段階を完了し、審査の次の段階に進んだ。
ホルテック・インターナショナル、英国環境庁（EA）、World Nuclear News
ロシア高速炉
「Rosenergoatom、ベロヤルスクでBN-1200高速炉プロジェクトを推進」ロシアの原子力事業者であるRosenergoatomは、資本プロジェクト実施部門 (FRKP–Filiala po Realizatsii Kapitalnikh Proektov) を代表とし、Atomenergoproekt (ロスアトム社のエンジニアリング部門の一部) との間で、ベロヤルスク原子力発電所5号機である第4世代高速炉BN-1200の建設に関するプロジェクト文書の作成に関する合意書に署名した。
Nuclear Engineering International
ハンガリーSMR
「ハンガリーは3基目の原子力発電所の建設を検討か」ハンガリーのパル・コバックス・エネルギー相は、小型モジュール炉（SMR）を考慮した新しい場所での第3の原子力発電所の建設を検討していると述べた。
Political Lore
ロシア原子力政策
「ロシア政府、新国家プロジェクト「新原子力・エネルギー技術」に2兆1400億ルーブルを割り当て」ロシア政府は、2030年までの新たな国家プロジェクト「新原子力・エネルギー技術」の資金調達に2兆1400億ルーブルを充てる。これは、7月29日の国家プロジェクトの発表で明らかになった。
Atomic Energy 2.0
スウェーデン・米国原子力政策
「スウェーデンと米国、原子力協力に合意」8月1日、スウェーデンと米国は、産業協力と原子力技術の研究開発を目的とした覚書（MOU）に署名し、原子炉や核燃料開発などの分野で協力を強化することを決定した。
World Nuclear News
シンガポール・米国原子力政策
「シンガポールと米国、気候変動とエネルギーのための原子力技術を研究する協定に署名」米国はシンガポールと30年間の協定を結び、シンガポールが最新の原子力技術と研究を理解できるよう支援することで合意した。この協定には、小型モジュール炉（SMR）が国土の狭いシンガポールに適している可能性があることから、シンガポールが米国の「小型モジュール炉技術の責任ある利用のための基盤インフラ（FIRST）」プログラムに参加することも含まれている。
Nuclear Engineering International、The Straits Times
米国データセンター
「ドミニオン・エナジー社、データセンターとコネチカット原発からの直接送電を検討中」ドミニオン・エナジー社は、コネチカット州のミルストーン原子力発電所から直接データセンターに送電する可能性を模索している。
CNBC
インドその他
「タタ・グループの原子力への野望」タタ・パワー社は小型モジュール炉（SMR）への参入を模索しており、インドで初めて原子力発電所を所有する民間企業になる可能性がある。
Fortune India
IAEA（国際原子力機関）医療用RI
「新しい放射性医薬品データベース：開発、共同研究および研究の強化」国際原子力機関（IAEA）は、放射性医薬品の持続可能な生産を促進するため、放射性医薬品データベースを構築している。
IAEA
英国SMR
「ロールス・ロイス社、SMR事業の株式を売却か」ロールス・ロイスSMR社は、小型モジュール炉（SMR）事業の株式売却を含む資金調達について、潜在的な投資家と話し合っている。資金調達は、ニュースケール・パワー社の評価額と同様に、20億ドル以上の評価額に基づいて行われる可能性があると報じられている。
The Telegraph、Proactive Investors
米国データセンター
「タレン社：遅れはデータセンターへの投資を「冷え込ませる」可能性」タレン・エナジー社は8月2日に、連邦エネルギー規制委員会（FERC）による最近の措置が、発電所の近くに位置するデータセンターへの投資を「冷え込ませる」可能性があると懸念を表明した。
タレン・エナジー、Wilkes-Barre Citizens' Voice
ロシア溶融塩炉
「ロスアトム社のMCC、将来の溶融塩研究炉用の鋼材試験を開始」ロシアの鉱山化学コンビナート（ロスアトム傘下のMCC）のジェレズノゴルスク工場は、将来の溶融塩研究炉（IZhSR）の機器の製造に予定されている鋼材試験を開始した。
Nuclear Engineering International
米国溶融塩炉
「ORNL、溶融塩炉の内部を覗くためのガラス試験セルを作成」オークリッジ国立研究所（ORNL）は、溶融塩炉内でのガスの挙動を観察するために、初のカスタムガラス製試験セルを製作した。
DOE NE局
米国SMR（マイクロリアクター）
「MNE社とPTT社が協業を発表」モバイル・ニュークリア・エナジー（MNE）社はペレグリン・タービン・テクノロジーズ（PTT）社と提携し、MN-1モバイル・マイクロリアクター・システムをPTT社の超臨界二酸化炭素（sCO2）エネルギー変換システムおよび先進熱交換器技術と統合する。
World Nuclear News
米国その他（世論調査）
「アメリカ人の過半数が原子力発電を支持」ピュー・リサーチ・センターの調査によると、米国の成人の大多数が原子力エネルギーの拡大を支持しており、回答者の56％が原子力発電所の増加に賛成している。
ピュー・リサーチ・センター
米国データセンター
「データセンターに原子力エネルギーを導入する方法」ビッグテックは、AIによって電力需要が高まる中、データセンター向けの原子力を模索しており、小型モジュール炉（SMR）が潜在的な解決策を提供している。
TechTarget
米国・中国原子力電池
「原子力電池の開発を目指すパートナーシップ」米国を拠点とするクロノス・アドバンスト・テクノロジーズ社とカリフォルニア州に本社を置く中国のヤシェン・グループ（Yasheng Group）は、ニッケル-63原子力電池の開発と特許申請を目的とした提携を発表した。
World Nuclear News、Nuclear Engineering International
中国その他
「世界の原発建設が停滞する中、中国は原発建設を急ピッチで進める」BloombergNEF（New Energy Finance）は現在、中国は2030年までにフランスとアメリカを追い越すだろうと予想している。新しい原子炉がほとんど建設されない時代に、中国は30基の原子炉を建設中である。
Bloomberg
ロシアSMR（高速炉）
「BREST-OD-300の原子炉容器設置の第一段階がセヴェルスクで完了」トムスク州セヴェルスクにあるBREST-OD-300原子炉プラントの建設現場では、原子炉格納容器の第3層（最終層）が原子炉シャフトに設置された。
ロスアトム、TVEL、Atomic Energy 2.0
ノルウェーSMR
「ノルウェーで3番目の原子力発電所建設計画が提出される」ノルスク・シャーナクラフト社（Norsk Kjernekraft AS）は、ベルゲン西部のオイガーデン自治体に複数の小型モジュール炉（SMR）をベースにした発電所を建設するための評価を求める提案をノルウェーのエネルギー省に提出した。
World Nuclear News
韓国・フィリピンその他
「韓国、フィリピンで原子力開発を目指す」韓国の趙兌烈（チョ・テヨル）外相がフィリピンのエンリケ・マナロ外相と会談し、フィリピンの原子力開発に参加する意向を表明した。
The Star
英国・スロバキアSMR（鉛冷却高速炉）
「ニュークレオ社、スロバキアとの協力を拡大」英国に本社を置く革新的な原子炉開発企業ニュークレオ社とスロバキアの原子力エンジニアリング・サービス企業VUJE社は、スロバキア共和国における先進モジュール炉（AMR）技術と先進燃料サイクル・ソリューションの開発において、より緊密な協力関係を構築するための協力協定に調印した。
World Nuclear News
米国データセンター
「コンステレーション社、データセンターと原子力の併用をアピール」コンステレーション・エナジー社のジョセフ・ドミンゲス最高経営責任者（CEO）は、原子力発電所とデータセンターを併設することは、「他の顧客に高額なアップグレードの負担をかけることなく、重要なデジタルインフラを開発するための最も迅速で費用対効果の高い方法」だと述べた。
POWER Engineering
香港・中国その他
「香港のクリーンエネルギーの未来はほとんどが原子力になる」香港のCLPホールディングスは、2035年までにエネルギーの60％から70％をカーボンフリーにするという香港の目標を達成するため、原子力を中心とした中国のクリーンエネルギーをさらに輸入する計画である。
BNN Bloomberg
米国SMR
「ネブラスカ州、SMR候補地16地域を特定」ネブラスカ州電力公社（NPPD）は、グランドアイランド、ヘイスティングス、カーニーを含む16の地域で小型モジュール炉（SMR）の実現可能性調査を実施している。
KSNB-TV、News Channel Nebraska、NTV
米国核燃料
「2024年初頭、米国のウラン生産と購入が急増」米国エネルギー情報局（EIA）によると、2024年第1四半期の国内ウラン生産量は82,000ポンドで、2023年通年の合計を上回った。また、2023年、米国の民生用原子炉の所有者および運営者は5,160万ポンドのウラン精鉱を購入し、2022年から27％増加した。
米国エネルギー情報局（EIA）
IAEA（国際原子力機関）SMR
「IAEAマイルストーンガイダンス、SMRの考慮事項を含むよう更新」IAEAは、小型モジュール炉（SMR）に関連する問題に対処するため、出版物「原子力発電のための国家インフラ開発におけるマイルストーン」の新版を発表した。
IAEA
米国SMR（高速炉）
「オクロ社とシーメンス・エナジー社、原子力発電所の設計強化で提携」オクロ社は、Aurora「発電所」の電力変換システムに関して、蒸気タービンおよび発電機技術のサプライヤーであるシーメンス・エナジー社と優先サプライヤー契約を締結した。
オクロ、World Nuclear News、Nuclear Engineering International、BNN Bloomberg
ルワンダ・米国SMR
「ルワンダ、SMRで米原子力企業と契約」ルワンダは、小型モジュール炉（SMR）開発のための覚書（MOU）を米国のNANOニュークリア・エナジー社と締結した。
Barrons
韓国その他（世論調査）
「韓国国民の10人中8人が「韓国には原子力発電が必要」と回答」韓国エネルギー情報文化院が8月14日に発表したところによると、81.9％の回答者が原子力発電は必要だと答え、2024年上半期エネルギー意識調査の否定的な回答の割合（15.5％）を大きく上回った。
BusinessKorea
米国その他（世論調査）
「Z世代有権者、気候変動対策と原子力を支持：世論調査で判明」米国の若者を対象に初めて実施した世論調査では、回答者の2/3が2050年までに温室効果ガスの排出量を実質ゼロにする計画を立てるべきだと同意し、約5人に4人が再生可能エネルギーを補完する「新世代」原子力エネルギーを支持した。
ウォール・ストリート・ジャーナル（WSJ）
欧州SMR
「原子力貨物船の規制評価」ロイド・レジスター社、コア・パワー社、APモラー・マースク社の3社は、欧州の港で貨物輸送を行う原子力推進コンテナ船の安全性と規制上の考慮事項を決定するための規制評価研究を実施するための共同開発プロジェクト契約を締結した。
コア・パワー、World Nuclear News、Reuters
インドネシアSMR
「ThorConパワー・インドネシア社、インドネシア初の原子力発電所の提案書を提出」ThorConパワー・インドネシア社は、インドネシア初の原子力発電所としてトリウム溶融塩炉「TMSR-500」の導入準備を開始するための提案書を国家エネルギー審議会（DEN）に正式に提出した。
Indoenesia Business Post
米国データセンター
「ビッグテックによる驚異的な電力需要予測。すべては誇大広告か？」アメリカン・エレクトリック・パワー（AEP）社やドミニオン・エナジー社などの公益事業者は、データセンターのオンライン化に伴い、大幅な需要増を予測しているが、インターネット関連の成長については、25年前にも同様のことが言われていた。送電網が潜在的な需要の急増に備えることは重要であり、電力会社はより広範な顧客基盤が料金支払者に利益をもたらすと主張するが、電力会社が不必要に終わる高価なアップグレードに走りかねないと懸念する声もある。
E&E News
米国溶融塩炉
「「プラズマバブル分光法」がMSRの安全性を高める可能性」ノースカロライナ（NC）州立大学の研究者たちは、溶融塩溶液中の元素を検出・測定するための「プラズマバブル分光法」と名付けた技術を開発した。
DOE NE局
スウェーデンその他
「スウェーデンの新しい原子炉に提案された融資モデル」スウェーデン政府の調査により、新規原子力発電への投資に対し、申請手続きを経て国家支援を行うことが提案された。それによると、新たな立法法によって、支援を受けるための条件、支援措置、そして申請書に盛り込まなければならない内容を規定する必要があるとしている。
World Nuclear News
米国その他
「アルゴンヌ研究所、受動システムの試験で安全性を向上」アルゴンヌ国立研究所（ANL）の自然対流式シャットダウン除熱試験施設（NSTF：Natural Convection Shutdown Heat Removal Test Facility）は、実環境をシミュレートし、受動的安全システムを試験することで、より安全な原子炉の開発に重要な役割を果たしている。
Nuclear Newswire
米国医療用RI
「QSAグローバル社とNiowave社、Ra-226を使用したAc-225製造で協力」放射性同位元素製品のプロバイダーであるQSAグローバル社と、ミシガン州を拠点とする医療用放射性同位元素の製造会社であるNiowave社は、がん治療に使用されるα線放出物質であるアクチニウム225の需要に対応するため、Niowave社のラジウム226処理技術を使用して拡張可能なラジウム精製プロセスを共同開発すると発表した。
Nuclear Newswire
米国SMR（高速炉）
「オクロ社のマイクロリアクター・プロジェクト・パイプライン、2027年の計画展開に向け93%急増」オクロ社は、今月時点で約1,350 MWのマイクロリアクター設備について拘束力のない同意書（LOI：letters of intent）を取得しており、これは2023年7月の約700 MWから93%増加している、と8月14日に同社の2024年第二四半期決算アップデートで述べた。
Utility Dive
米国SMR（高速炉）
「テラパワー社、トレーニングセンター設計でサージェント＆ランディ社と提携」テラパワー社は、Natrium原子炉実証プロジェクトと将来の発電所の訓練を支援するため、ワイオミング州ケメラーにあるトレーニング施設の設計にサージェント＆ランディ社（Sargent & Lundy）を選んだ。
テラパワー、Nuclear Newswire、NUCNET
インドその他
「インドのNTPC、原子力子会社の計画を確認」インド最大の電力会社NTPC（National Thermal Power Corporation）は、同社初の原子力合弁事業の着工が今後2カ月以内に予定されていることから、原子力発電子会社を設立する計画であり、原子力発電所の立地を積極的に探している。
World Nuclear News、Business Today
インドSMR
「インドの220MW加圧水型重水炉（PHWR）が、民間向けのバーラト小型原子炉として生まれ変わる」インドは現在、220MW加圧水型重水炉（PHWR）の設計を変更し、バーラト小型原子炉（BSR：Bharat Small Reactors）に転換するプロセスを進めている。
SWARAJYA
中国原子力政策
「中国、310億ドルの投資で11基の原子炉を承認」中国国務院は8月19日、5カ所11基の原子炉の建設を認可した。11基の総投資額は少なくとも2200億元（約310億ドル）で、建設には約5年かかると金融専門誌のJiemianは伝えている。
Bloomberg、BNN Bloomberg
英国SMR
「CVB社、グロスターシャーの新規取得地に原子力「スーパークラスター」を計画」チルターン・バイタル・バークレー（CVB）社は、英国のグロスターシャー・サイエンス・アンド・テクノロジー・パークに650万ポンド（850万ドル）を支払い、原子力に関するAI、教育、研究に焦点を当てた「スーパークラスター」を設立する。以前はマグノックス炉があったこの場所は、小型モジュール炉（SMR）とマイクロリアクターの研究開発センターとなる。
BusinessGreen
ロシア原子力政策
「ロシアの2042年エネルギー計画には11基の新規原子力発電所が含まれる」8月20日に発表された、2042年までに発電施設を配置するためのロシアの基本計画草案では、現在あるものや建設中のものに加え、大小合わせて11基の新しい原子力発電所の建設が想定されている。
News.Az、タス通信、Atomic Energy 2.0、統一エネルギーシステム運営会社（SO UES）
カナダSMR
「OPG社、SMRとダーリントン原発改修に関する最新情報を提供」オンタリオ・パワー・ジェネレーション（OPG）社は、ダーリントン原子力発電所に北米初のグリッド規模小型モジュール炉（SMR）を導入するため、初期段階の立地準備を終えた。
Power Engineering
英国・仏国SMR（高速炉）
「ニュークレオ社、最新のエクイティ資金調達ラウンドでEU資金を狙う」英国の原子力新興企業ニュークレオ社は、最新のエクイティ（Equity）資金調達ラウンドでEUの資金を活用するため、持ち株会社を英国からフランスに移す。
Investment Monitor
米国SMR（溶融塩炉）
「テレストリアル・エナジー社のIMSR技術が米DOEクリーンエネルギー賞の焦点に」テレストリアル・エナジー社のIMSR（Integral Molten Salt Reactor）第四世代原子炉技術は、米国エネルギー省（DOE）の技術移行局（Office of Technology Transitions）から新たな資金提供を受けることになった。
テレストリアル・エナジー
米国SMR
「TVA、クリンチ・リバーSMRへのさらなる資金提供を承認」テネシー峡谷開発公社（TVA）理事会は、テネシー州オークリッジ近郊のクリンチ・リバー・サイトにおける小型モジュール炉（SMR）の開発を支援するため、1億5000万米ドルの追加先行資金を承認した。
テネシー峡谷開発公社（TVA）、World Nuclear News、Power Engineering
中国原子力熱利用
「江蘇省で原子力暖房プラントの建設が認可される」中国東部の江蘇省にある第一期Xuwei原子力発電プロジェクトは、8月19日の国務院常務会議で正式に建設承認を受けた。本プロジェクトは、高温ガス炉と加圧水型原子炉を組み合わせた世界初の原子力発電所となる。
中国核工業集団公司（CNNC）
スロバキア・韓国原子力政策
「スロバキアのフィーコ首相、韓国と原発新設を協議 - 国営通信社TASR」スロバキアのロバート・フィーコ首相が9月末に韓国を訪問し、スロバキアのジャスロフスケ・ボフニチェ原発に新しい原子力発電所を建設する計画について協議すると、国営通信社TASRが22日に報じた。
Reuters
インドSMR
「インド、クリーンエネルギー転換のために小型モジュール炉に着手」インド原子力省（DAE）はタタ・コンサルティング・エンジニアーズと共同で、加圧水型重水炉（PHWR）の再設計によるバーラト小型モジュール炉（SMR）の開発に取り組んでいる。
Outlook Planet
英国SMR
「ウェスチングハウス社製SMRの設計が英国の審査に合格」英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省（DESNZ）は、ウェスチングハウス社の小型モジュール炉AP300が包括的設計審査（GDA）プロセスに入ることを承認した。
World Nuclear News、Nuclear Newswire
米国SMR（マイクロリアクター）
「地下マイクロリアクターのための資金を確保」ディープ・フィッション社は、米ベンチャーキャピタル「8VC」から400万ドルの資金を調達し、地下に設置可能なマイクロリアクターを開発中である。
Nuclear Engineering International
カザフスタンその他
「カザフスタン政府、原子力発電所建設に関する国民投票の実施を決議」カザフスタン政府は、原子力発電所建設を決定するための国民投票を実施する決議案を承認した。
Kazinform News Agency
ノルウェー・韓国SMR
「ノルウェー、SMRプラント研究で韓国の専門知識を活用」ノルスク・シャーナクラフト社は、韓国のDLエナジー社とDL E&C社と共同で、ノルウェーのモングスタッド製油所での原子力発電所建設の可能性を検討する覚書（MOU）に調印した。この計画は、小型モジュール炉（SMR）の導入を目指し、ノルウェーのゼロ・エミッション目標達成に貢献することを目指している。
World Nuclear News
チェコSMR
「ČEZとチェコ政府、SMR導入を検討」チェコの原子力発電会社ČEZは、小型モジュール炉（SMR）の供給業者選定に向け、安全保障を確保するため政府と協定を締結した。
World Nuclear News
米国その他
「NANOニュークリア社、オークリッジに本社を設立へ」NANOニュークリア・エナジー社は、テネシー州オークリッジのヘリテージセンター内に原子力技術本部を設立し、将来の技術革新を目指す。
Nuclear Engineering International
フィリピンその他
「メラルコ社、原子力イニシアチブを拡大」メラルコ社（マニラ電力）は、フィリピンでの原子炉導入を支援するため、カナダのオンタリオ工科大学、アメリカのイリノイ大学アーバナ・シャンペーン校といった北米の大学と覚書（MOU）を交わした。
Nuclear Engineering International
米国SMR（マイクロリアクター）
「ラスト・エナジー社の資金調達と商業契約が拡大」米国のマイクロリアクター開発企業ラスト・エナジー社は、プロジェクト開発とチーム拡大に投資するため、4000万ドルを追加調達した。
ラスト・エナジー、World Nuclear News
スロベニアその他
「GENエネルギア社、スロベニアのJEK2プロジェクトにて、SMRよりも大型炉を支持」GENエネルギア社は、JEK2プロジェクトにてスロベニアの原子力発電所新設計画に関する報告書を発表し、国民投票に向けて情報提供活動を行っている。報告書では、洪水安全性や核燃料供給、放射性廃棄物処理などの課題に対する対策、及び選択肢としての小型モジュール炉（SMR）の概要を説明している。同プロジェクトは、既存の原子力発電所であるKrško（696MWe加圧水型原子炉）の隣に、最大2400MWの1基または2基の原子力発電所を新設するものである。
World Nuclear News
米国・ガーナSMR
「米国、ガーナにSMRを建設する協定に調印」レグナム・テクノロジー・グループはニュークリア・パワー・ガーナとニュースケール社製小型モジュール炉（SMR）技術の使用を求める協定に調印した。
DOE NE局、BNN Bloomberg
ロシア高速炉
「MBIR用パイロット燃料要素が受入試験に合格」ロシアで建設中の第4世代研究炉MBIRのパイロット燃料要素が受入試験に合格し、初期装填用燃料の製造が可能となった。
ロスアトム、ATOM Media、Atomic Energy 2.0、NUCNET