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新型炉に関する国際情報

2023年12月

米国SMR(高速炉)

「テラパワー社とウラン・エナジー社、Natrium炉への国産ウラン燃料供給で協力する覚書を締結」テラパワー社とウラン・エナジー社(UEC)は11月30日、ウラン燃料の国内サプライチェーンの再構築を目的とした覚書を発表した。この覚書により、テラパワー社とUECは、テラパワー社の世界初のNatrium原子炉およびエネルギー貯蔵システムへのウラン供給の可能性を探ることになる。

テラパワー、Nuclear Newswire

カナダ、米国SMR(軽水炉、マイクロリアクター)

「OPG社とウェスチングハウス社、原子力協力の分野を探る」ウェスチングハウス社とオンタリオ・パワー・ジェネレーション(OPG)社は、カナダにおける新規原子力プロジェクトの許認可と規制の道筋を調査し、ウェスチングハウス社のAP1000、AP300、eVinci原子炉技術の潜在的な商業機会を探ることで合意し、両組織の枠組みを確立する覚書に署名した。

ウェスチングハウス、Nuclear Newswire

UAE(アラブ首長国連邦)SMR

「ENEC、先進原子力技術による脱炭素化を加速するADVANCEプログラムを開始」アラブ首長国連邦(UAE)のエミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)は、先進、小型モジュール炉(SMR)、マイクロリアクターのカテゴリーにおける最新技術を評価するADVANCEプログラムを開始した。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)

COP(締約国会議)その他

「気候変動対策の中心に原子力を据える閣僚宣言」国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)において、日本を含む22カ国が2050年までに世界の原子力発電能力を3倍にするという宣言文書に署名した。

DOE、World Nuclear News、日本経済新聞、共同通信、AFPBB News

COP(締約国会議)、IAEA(国際原子力機関)その他

「「ネットゼロには原子力発電が必要」とIAEAが画期的な声明を発表」国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長は12月1日、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)において「ネット・ゼロには原子力発電が必要だ。原子力発電は、生産時に温室効果ガスを排出せず、エネルギー安全保障と送電網の安定に貢献する。」といった、数十カ国が支持する画期的な声明を発表した。

IAEA、NUCNET

COP(締約国会議)、日本その他

「日本、石炭火力発電所の建設中止を約束」岸田首相は12月1日、ドバイで開かれた国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)で演説し、温室効果ガス排出削減策として、石炭火力発電所の新設を停止すると述べた。また、日本は原子力を含むできるだけクリーンなエネルギーを利用するとも述べた。

Jiji Press

韓国SMR(軽水炉)

「KHNP、i-SMRを国際的な聴衆にアピール」韓国水力・原子力会社(KHNP)は、ドバイで開催された国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)を利用して、新しい革新的SMR(i-SMR)技術とi-SMRを搭載したスマート・ネット・ゼロ・シティ・モデルを発表した。

World Nuclear News

フィンランドSMR

「地域暖房用ステディ・エナジー社製SMRにさらなる関心」フィンランドの小型モジュール炉(SMR)LDR-50の開発者であるステディ・エナジー社は、自治体のエネルギー会社クオピオン・エネルギア社と、2030年から最大5基の地域暖房用原子炉を建設するオプションを含む合意書に調印した。

World Nuclear News、NUCNET

UAE(アラブ首長国連邦)、米国SMR(高速炉)

「ENECとテラパワー社、原子力技術の導入を加速する契約を締結」エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)とテラパワー社は、UAEと米国におけるNatrium技術開発の技術設計と商業的実行可能性を含む幅広い分野で協力する覚書に調印した。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)、NUCNET

米国SMR(軽水炉)

「最初の2基のSMR-300がミシガン州のパリセード・サイトに建設され、2030年半ばまでに運転開始予定」ホルテック社は、パリセード・サイトに2基の小型モジュール炉であるSMR-300原子炉を建設するため、2026年に建設許可申請を提出する予定である。 また、最初のSMR-300プラントの運転開始予定は2030年半ばとされている。

ホルテック・インターナショナル

UAE(アラブ首長国連邦)、米国SMR(軽水炉)

「ENECとGE日立社、ENEC ADVANCEプログラムの一環として小型モジュール技術への投資と展開の可能性に関する覚書を締結」エミレーツ・ニュークリア・パワー・コーポレーション(ENEC)は新たなENEC ADVANCEプログラムの一環として、中東およびアフリカにおける小型モジュール炉(SMR)であるBWRX-300の配備の可能性を探るため、GE日立社と覚書を締結した。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション

英国SMR(マイクロリアクター)

「ロールス・ロイス社が月面基地マイクロリアクターのコンセプトを発表」英国宇宙庁が支援する研究プログラムの成果がロールス・ロイス社によって発表され、同社は2030年代初頭までに月面に送ることのできるマイクロリアクターの完成を目指していると述べた。

World Nuclear News

米国、UAE(アラブ首長国連邦)SMR(マイクロリアクター)

「ウェスチングハウス社とENEC、eVinciマイクロリアクターの展開に関する契約を締結」ウェスチングハウス・エレクトリック・カンパニーは12月5日、UAEにおけるeVinciマイクロリアクターの導入を検討するため、エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)と覚書を締結したことを発表した。

ウェスチングハウス、エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)、World Nuclear News

カナダ、韓国SMR(高速炉)

「カナダ企業、SMRでKHNPと協力へ」カナダのARCクリーン・テクノロジー社(ARC)、韓国水力・原子力会社(KHNP)、ニューブランズウィック電力社は、カナダ、韓国、米国、その他KHNP社が事業を展開する地域でのARC社の小型モジュール炉(SMR)技術(高速炉)の商業化に関する協力覚書に調印した。

Nuclear Engineering International

ロシア高速炉

「ロシアの高速炉BN-800、マイナーアクチノイドの燃焼を準備」ロシアのスヴェルドロフスク州で、ベロヤルスク原子力発電所4号機のBN-800ナトリウム冷却高速中性子炉で実施される研究における核物質使用許可の正当性に関する公聴会が開催された。これは、BN炉(高速炉)を使用したマイナーアクチノイド除去の可能性を含む、来世紀の原子力技術開発に関するロスアトム社のロードマップの一部である。

Nuclear Engineering International

米国SMR(マイクロリアクター)

「TRIGAインターナショナル社、MARVELマイクロリアクターに燃料を供給」米国エネルギー省(DOE)は、アイダホ国立研究所(INL)のMARVELマイクロリアクター用の燃料を製造する契約を、フラマトム社とゼネラル・アトミクス社の合弁会社であるTRIGAインターナショナル社に発注した。

DOE NE局

OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)医療用RI

「核医学の成功には国際協力が鍵」原子力機関(NEA)は、医療用放射性同位元素の供給に関する国際ワークショップにおいて、医療向けの新しい診断用および治療用放射性同位元素の需要は今後も増加し続けると述べた。ワークショップの中で、医療用放射性同位元素の将来は国際協力の成功にかかっていることが強調された。

OECD/NEA

カナダSMR

「サスカチュワン州、炭素料金を原子力投資基金に振り向ける」サスカチュワン州は、同州のサスクパワー社が徴収した炭素料金(カーボンチャージ)を、州初の小型モジュール炉(SMR)の導入資金に充てる基金に割り当てると発表した。

Canadian Press

中国、UAE(アラブ首長国連邦)その他

「CNNC会長がUAEを訪問、COP28で覚書に署名」中国核工業集団公司(CNNC)とUAEのエミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)は、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の期間中に、第三国原子力発電プロジェクトの共同開発・投資に関する覚書に調印した。

中国核工業集団公司(CNNC)

中国高温ガス炉

「中国の実証炉HTR-PMが商業運転を開始」世界初のモジュール式高温ガス炉HTR-PMが商業運転を開始したと、中国国家能源局が発表した。

中国国家能源局、World Nuclear News、South China Morning Post

ロシア、モンゴルSMR

「ロスアトム社がモンゴルに提示したSMRコンセプト・プロジェクト」国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)のセッションで、ロスアトム社はモンゴルでの小型モジュール炉(SMR)建設構想を発表した。

World Nuclear News

ロシア高速炉、MA、MOX燃料

「ロスアトム社、BN-800用にマイナーアクチノイドを含むMOX燃料を初めて製造」マイナーアクチノイドを含むMOX燃料がBN-800用に初めて製造された。マイナーアクチノイドを含むMOX燃料の技術は、ロスアトム社の燃料会社TVEL社の指導の下、無機材料研究所(VNIINM)の専門家によって開発された。

TVEL、ATOM Media、Atomic Energy 2.0

米国その他

「米国国民の半数以上が原子力発電を支持:エコアメリカ調査」非営利環境調査団体エコアメリカが実施した1000人の米国市民を対象とした調査によると、52%が原子力発電を支持していることが分かった。

Mugglehead Magazine、Nuclear Newswire

中国溶融塩炉

「CSSC、溶融塩原子炉を用いたコンテナ船を設計」中国船舶集団有限公司(CSSC)は12月5日、溶融塩原子炉を動力源とする大型コンテナ船の設計を発表した。

The Maritime Executive

米国その他

「米国は、先進的原子力エネルギーシステムの配備を急ピッチで開始し、核燃料サプライチェーンを確保するための重要な措置を発表し、ネットゼロ目標への原子力エネルギーの貢献を加速させる」12月5日のCOP28において、ボニー・ジェンキンス米国務次官(軍備管理・国際安全保障担当)とレタ・ジョー・ルイス米輸出入銀行委員長は、小型モジュール炉(SMR)の配備を支援し、米国の輸出業者がこの世界市場で競争できるよう支援する一連のEXIM(米国輸出入銀行)金融手段を発表した。

米国国務省(DOS)

インドSMR

「インドはSMRの開発を検討しているとジテンドラ・シン氏」ジテンドラ・シン科学技術相は12月6日、クリーンエネルギーへの転換を果たすため、インドでは小型モジュール炉(SMR)の開発を検討していると述べた。

PTI

米国SMR

「米エネルギー省長官の訪問はTVAの小型モジュール炉の世界的意義を示すものだ」グランホルム米エネルギー省長官は12月5日、テネシー峡谷開発公社(TVA)のジェフ・ライアッシュ最高経営責任者(CEO)と、同公社が小型モジュール炉(SMR)の導入を目指すテネシー州クリンチ・リバー・サイトで会談した。

Knoxville News Sentinel

OECD/NEA(経済協力開発機構/原子力機関)SMR

「NEA、小型モジュール炉の普及を推進するイニシアチブを発足」NEAは、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の場での新しい「Accelerating SMR for Net Zero」イニシアチブを、2023年12月5日にドバイ・エキスポシティで開催されたUAE COP28議長国のハイレベルイベント「Atoms for Net Zero」において発表した。

OECD/NEA

英国SMR(軽水炉)

「英国規制当局、ホルテック社製SMRの評価を開始」英国原子力規制局(ONR)は、エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)から、イングランドとウェールズの環境規制当局とともに、ホルテック・インターナショナルの小型モジュール炉(SMR)であるSMR-300設計の包括的設計審査(GDA)を開始するよう要請された。

World Nuclear News、ホルテック・インターナショナル

カナダ、ベルギーSMR(軽水炉)

「ローレンティス社、トラクテベル社とハッチ社のSMRパートナーシップに参加」オンタリオ・パワー・ジェネレーション社の子会社ローレンティス・エナジー・パートナーズ社は、トラクテベル社およびハッチ社と提携する契約を結び、世界中の産業用小型モジュール炉(SMR)顧客をサポートするワンストップ・ショップを開発する。

World Nuclear News、トラクテベル

イタリアSMR、原子力政策

「イタリア、原子力再生にSMRを活用へ」ピチェット・フラティン環境・エネルギー安全保障相は、イタリアが従来のサイズの原子炉ではなく小型モジュール炉(SMR)の導入を検討していると述べた。

Balkan Green Energy News

ポーランドSMR(軽水炉)

「ポーランド、6カ所でのSMR原発建設計画を承認」オーレン・シントス・グリーン・エナジー(OSGE)社は、BWRX-300小型モジュール炉技術を用いた原子力発電所の建設を計画している。ポーランド政府は、化石燃料からの脱却の一環として、国内6カ所に24基の小型モジュール炉(SMR)を建設することを承認した。

Polskie Radio

英国SMR(高温ガス炉)

「報告書は、先進的な原子力発電所が英国のネット・ゼロへの道をいかに加速できるかを明らかにした」X-エナジー社の完全子会社であるX-エナジーUKホールディングス社は12月6日、原子力熱応用の専門家であるイクイリブリオン(Equilibrion)社の新しい報告書「Beyond Electricity」を発表した。X-エナジー社UKホールディングス社は、キャベンディッシュ・ニュークリア社と提携し、英国で最大40基の先進的な小型モジュール炉(SMR)であるXe-100発電炉の建設を計画している。

X-エナジー

カナダ医療用RI

「CNICとActineer社、アクチニウム225生産におけるカナダのリーダーシップ強化で協力」カナダ核アイソトープ協議会(CNIC)は、患者への医療用アイソトープの確実な供給と、2030年までにカナダのアイソトープ生産を倍増させるという目標を支援するため、Actineer社を会員に迎えることになった。

カナダ核アイソトープ協議会(CNIC)

UAE(アラブ首長国連邦)、英国SMR(溶融塩炉)

「ENEC、英国のMoltexFLEX社と覚書を締結」エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)は、英国の先進原子力技術開発企業MoltexFLEX社と、FLEX原子炉の市場投入に向けた重要な一歩となる覚書を締結した。この覚書により両社は、MoltexFLEX社の革新的な熱出力60MWth(電気出力24MWe)のFLEX溶融塩炉をUAEに導入する商業的実行可能性を検討するための共同作業グループを結成することになる。

MoltexFLEX、World Nuclear News、NUCNET

韓国SMR(軽水炉)

「現代エンジニアリング社とKAERI、SMART小型モジュール炉(SMR)の輸出で提携」現代エンジニアリング社と韓国原子力研究院(KAERI)は、韓国が設計したSMART小型モジュール炉(SMR)の商業化と海外への輸出で協力する覚書に調印した。

World Nuclear News、Aju Korea Daily

UAE(アラブ首長国連邦)、米国SMR(マイクロリアクター)

「USNCとENEC、UAE向けMMRエネルギーシステム開発と三洋イニシアチブを検討」USNCとエミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)は、USNCのマイクロモジュール炉(MMR)エネルギーシステムの商業開発を共同で検討する覚書に調印したと発表した。この合意は、UAEにおけるMMRの商業化の可能性を開くもので、UAE内のさらなる協力分野には、三洋イニシアチブ(Three Seas Initiative)の対象地域全体へのMMR配備をENECが主導するための潜在的枠組みが含まれる。

USNC、World Nuclear News

欧州原子力政策

「欧州理事会、NZIAに原子力を明記」欧州理事会は、欧州の脱炭素化に必要な技術の製造業生産を強化することを目的とした、ネット・ゼロ産業法(NZIA)案に対する見解を採択した。11月に発表された欧州議会の見解と同様、原子力は「戦略的」技術のリストに含まれている。

World Nuclear News

米国その他、原子力政策

「プリツカー州知事、イリノイ州の原発新設モラトリアム解除法案に署名」イリノイ州では、約40年にわたる原子力発電所建設のモラトリアム(一時停止措置)が来年終了する。J.B.プリツカー知事は、州内での小型モジュール炉(SMR)の建設を認める法案に署名した。

Chicago Tribune、AP通信

UAE(アラブ首長国連邦)、英国原子力政策、SMR

「ENECと英国DESNZ、COP28で原子力分野での友好と協力をさらに促進するための覚書に調印」エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)は、英国エネルギー安全保障・ネットゼロ省(DESNZ)と覚書を締結した。両者は、エネルギー安全保障とネット・ゼロ目標の達成という並行する優先課題を推進するため、大規模原子炉の展開における潜在的な協力の機会を探る。覚書はまた、小型モジュール炉(SMR)を含む、英国を拠点とする先進原子力技術の開発、認証、パイロットプロジェクトの立ち上げ、商業展開における潜在的なパートナーシップの機会についても検討する。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)

UAE(アラブ首長国連邦)、米国原子力政策

「UAEのENEC、ネット・ゼロのロードマップ実現で米アイダホ国立研究所と協力へ」エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)とアイダホ国立研究所(INL)は、原子力によるネット・ゼロ・ソリューションのロードマップと道筋を開発する。新たな合意は、クリーンな分子生成技術で協力するために2023年年初めに両者の間で調印された趣意書に基づくものである。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)

カナダ、UAE(アラブ首長国連邦)SMR(溶融塩炉)

「テレストリアル・エナジー社とENEC、IMSRプラントの開発と展開に関する協力覚書に調印」テレストリアル・エナジー社は、国連気候変動枠組条約第28回締約国会議(COP28)の傍らで開催されたネット・ゼロ・ニュークリア・サミットにおいて、エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)と覚書を締結した。両者は、発電および大規模な産業用熱利用における統合型溶融塩炉(IMSR)の利用を調査する。

テレストリアル・エナジー

米国、ロシア核燃料

「米下院、ロシアからのウラン輸入禁止法案を可決」米下院は12月11日、ウクライナ戦争に対するモスクワへの圧力強化のため、ロシア産ウランの輸入禁止を可決した。ロシアからのウラン輸入禁止法案は現在、米上院で審議されており、上院が年内の閉会までに法案を審議するのに十分な時間があるかどうかは不明である。

Reuters、Bloomberg

南アフリカ原子力政策

「政府、新規原子力発電所250万kW調達計画を推進」南アフリカのクゴシエント・ラモクゴパ電力相は、政府は2032年か2033年に稼動する2,500MWの新規原子力エネルギーの調達プロセスを開始すると述べた。 政府は、従来の原子力発電所と同様の大型原子炉を建設するのか、それとも最近商業化された小型モジュール炉(SMR)の方が適切なのか、まだ決定していない。

news24 、World Nuclear News

米国SMR

「ワイオミング州エネルギー局、原子力発電の選択肢を検討」ワイオミング州エネルギー局(WEA)によると、既存の発電資源を補強するため、州全体に小型モジュール炉(SMR)を配備する可能性を判断するワークショップが12月13日に開催される。このワークショップはWEAとBWXテクノロジーズ(BWXT)社が開催するものである。

County 17

米国その他

「デジタル・ソリューションとAIで新規原子力プロジェクトを合理化」非営利団体TerraPraxisの創設ディレクターであるエリック・インガソル氏が、AIが原子炉新設のコスト削減にどのように役立つかをインタビューで語った。

Power Engineering

米国SMR(溶融塩炉)

「NRCがヘルメス炉の建設を承認」ケイロス・パワー社は、原子力規制委員会(NRC)からヘルメス炉の建設開始の認可を受けた。この原子炉はテネシー州オークリッジに建設され、同社のフッ化物塩冷却高温炉(FHR)の開発に役立てられる。

DOE NE局

ロシアSMR(軽水炉)

「ロスアトム社、ヤクーツクで小型原子力発電所の生産を開始」サンクトペテルブルクのロスアトム社エンジニアリング部門は、最新の原子炉ユニットRITM-200Nを搭載する初の小型地上原子力発電所(ASMM)向けに、さまざまな形状の部品の製造を開始した。ヤクーツクASMMプロジェクト向けに、165トン以上のステンレス鋼の素材(stainless-steel blanks)を供給する予定である。

Nuclear Engineering International

ロシアSMR

「小型モジュール炉(SMR)に関する国際円卓会議がモスクワで開催」技術アカデミーモスクワ支部は、小型モジュール炉(SMR)に関する国際円卓会議を開催した。このイベントには21カ国から50名以上が参加した。

ロスアトム技術アカデミー、Atomic Energy 2.0

ロシア核燃料

「燃料ペレットの製造装置は、BREST-OD-300 原子炉用のMNUP燃料製造モジュールで正常にテストされた」シベリア化学コンビナート(トムスク州セヴェルスクにあるロスアトム燃料会社TVEL社の企業)の敷地内にある「ブレークスルー」プロジェクトの下で建設中のパイロット実証エネルギー複合施設(PDEC)の製造/再生モジュールでは、BREST-OD-300 原子炉用のウラン・プルトニウム混合窒化物(MNUP)燃料の混合燃料製造装置が初めてテストされた。

シベリア化学コンビナート、Atomic Energy 2.0

中国使用済核燃料、輸送容器

「中国が高速炉の使用済み燃料容器を開発」中国の原子能科学研究院(CIAE)は、大型高速炉の使用済み燃料を輸送する100トンコンテナを開発したと発表した。実物大のプロトタイプ容器の試験検証を経て、設計認可を取得した。

World Nuclear News

韓国SMR

「韓国チーム、カナダを見据え小型モジュール炉(SMR)設計を推し進める」韓国原子力研究院(KAERI)と現代エンジニアリング社は、小型モジュール炉(SMR)技術の輸出市場獲得を目的とした覚書を交わした。両者は、カナダをシステム統合型改良型原子炉の最も有望な市場と見ている。

Global Construction View

デンマーク、フィリピンSMR、浮体式

「デンマークの原子力企業、SMR配備でフィリピンエネルギー省(DOE)とMOU締結へ」デンマークの原子力企業シーボーグ・テクノロジーズ社は、フィリピンにおける同社の海上小型モジュール炉(SMR)技術の導入を目標に、フィリピンエネルギー省(DOE)との覚書締結を目指している。

Manila Bulletin

英国、仏国その他、SMR(マイクロリアクター)

「ジェイコブズ社、フランスの革新的原子炉開発企業Naarea社を支援」ジェイコブス社は、新しい原子炉を開発中のフランスの新興企業Naarea社を、制御・計装、機械、プロセスを含む複数のエンジニアリング分野だけでなく、原子力安全面でも支援することになった。

ジェイコブズ

韓国、オランダ原子力政策

「韓国、オランダの新規原発建設競争に参加」韓国とオランダは、オランダの発電所建設に関する韓国水力・原子力会社(KHNP)のフィージビリティ・スタディを含む、原子力エネルギーに関する協力覚書に署名した。この協力には、小型モジュール炉(SMR)やその他の技術の開発も含まれている。

The Korea Times

中国、英国その他

「中国CGN、英ヒンクリーポイント原発への資金援助を停止」中国広核集団(CGN)は、ロンドンと北京の間の緊張の新たな兆候として、英国のヒンクリーポイントC原子力発電所への資金提供を停止した。

Bloomberg

UAE(アラブ首長国連邦)、米国SMR

「ENEC、原子力による脱炭素化に関する報告書で米国EPRIと協力」エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)と米国電力研究所(EPRI)は、石油・ガス産業における上流工程の脱炭素化のために原子力をどのように利用できるかを示した報告書を共同で作成した。

エミレーツ・ニュークリア・エナジー・コーポレーション(ENEC)

カナダエネルギー政策

「ニューブランズウィック州、12年間のクリーンエネルギー計画で原子力を重視」カナダのニューブランズウィック州は、小型モジュール炉(SMR)の導入により2035年までに600MWeの原子力発電容量を追加することを求めるエネルギー戦略を発表した。

The Canadian Press、ニューブランズウィック州

フィリピンエネルギー政策

「フィリピン、今後10年間でエネルギーミックスに原子力を含める」フィリピン・エネルギー省はエネルギー・ロードマップを作成中で、2032年か2033年までに国内の電力ミックスに原子力を加えたいと考えている。

GMA Integrated News

米国SMR(マイクロリアクター)

「2026年から始まる注目される3つのマイクロリアクター実験」米国エネルギー省(DOE)はこのほど、アイダホ国立研究所(INL)にある世界初のマイクロリアクター・テストベッドであるNRIC DOMEで将来実施される可能性のある試験の支援活動を実施する企業3社を選定した。

DOE NE局

英国、米国その他

「勢いを増す商業用原子力推進」英国を拠点とする民間の海事技術会社コア・パワー社は、海事産業への先進的な原子力利用における最新の機会を探るため、指導者や専門家を集めた国際サミット「New Nuclear for Maritime」をワシントンD.C.で開催した。

Nuclear Newswire

ロシア、米国核燃料

「ロシアのウラン供給業者、禁止措置に備えるよう米国顧客に警告」ブルームバーグ誌の報道によると、テネックス社は米国の電力会社に対し、ロシアからの輸入を禁止する法案が承認された場合、ロシアは核燃料の輸出を先制的に停止する可能性があると警告した。

Bloomberg

米国原子力政策、核燃料

「米国議会、核燃料の国産購入を義務付ける法案を可決」米上下両院は、米エネルギー省(DOE)に対し、2027年末までに少なくとも年間20トンのHALEUを購入することを義務付ける法案を承認した。

Bloomberg

欧州原子力政策、SMR

「欧州議会、EUの小型原子炉推進を支持」欧州議会は409対173で、小型モジュール炉(SMR)を支持する法案に賛成した。

Euractiv

米国その他(宇宙原子力)

「米国空軍、人工衛星の電力供給契約を締結」米国空軍研究所(AFRL)の宇宙車両部門は、原子力エネルギーで人工衛星に電力を供給することを目的とした先進宇宙研究プログラムに、ウェスチングハウス社、ノースロップ・グラマン社、アストロボティック社を選定した。

Nuclear Newswire、Westinghouse

UAE(アラブ首長国連邦)軽水炉

「バラカ4号機、始動準備」UAEにあるバラカ原子力発電所4号機の炉心への燃料装填が完了したと、運営会社のナワ・エナジー社が発表した。

World Nuclear News、Khaleej Times

フィンランドエネルギー戦略

「TVO社、欧州初の原子力発電会社としてグリーンボンド市場に参加」フィンランドの電力会社TVO社は、オルキルオト原子力発電所の3基の原子炉への投資に適用できるグリーンボンド・フレームワークの下で2億8000万ユーロの第三者割当増資(private placement)を発行した。

TVO

米国SMR(マイクロリアクター)

「オクロ社、シーメンス・エナジー社を先進核分裂発電所導入に関する覚書で優先サプライヤーに指名」オクロ社は、シーメンス・エナジー社がオーロラ(Aurora)発電所の蒸気タービンと発電機技術の優先サプライヤーとなる可能性のある覚書を締結した。

オクロ

米国エネルギー政策

「先進原子力技術7件の加速にGAINバウチャーを授与」原子力イノベーション加速ゲートウェイ(GAIN)は12月19日、先進原子力技術の革新と応用を加速するため、7社にバウチャーを提供することを発表した。

DOE NE局

仏国SMR(軽水炉)

「NUWARD社とEDF社は、欧州の規制当局グループと共同で、NUWARD SMRの設計に関する共同早期レビューの第2段階を開始できることを誇りに思う」EDF社、NUWARD社、および欧州の規制当局の拡大グループは、小型モジュール炉(SMR)であるNUWARD SMR設計の共同早期審査の第2段階を開始した。

EDF

米国医療用RI

「NIDCのマネージャー、Mitch Ferren氏が退職を発表」2011年から国立アイソトープ開発センター(NIDC)の事業運営担当副所長を務めるMitch Ferrenが12月31日に退職する。同氏のオークリッジ国立研究所(ORNL)でのキャリアは45年以上に及び、そのうち42年はアイソトープ関連業務に従事した。

米国NIDC(National Isotope Development Center)

仏国その他

「フラマトム社とQosmosys社が宇宙探査の未来を共に切り開くために提携」フラマトム社とQosmosys社は、Qosmosys社の宇宙船ZeusXの性能を向上させる革新的なエネルギー源として、放射性同位体ヒーター ユニット(RHU)と放射性同位体熱電発電機(RTG)の統合を検討する覚書に調印したと発表した。

Framatome

仏国、スウェーデン原子力政策

「フランスとスウェーデンが原子力協力を計画」フランスとスウェーデンは、技術的専門知識の交換、原子力プロジェクトに有利な規制および財政的枠組みの促進、核物質および核燃料の供給の確保を含む、原子力に関する長期的パートナーシップに合意した。

World Nuclear News

仏国その他

「フランス国民によれば、原子力はこれまで以上に国の資産である」オラノ社が委託したフランス世論調査によると、57%が原子力を国の資産と見なしている。

オラノ

ロシア医療用RI

「ロスアトム社、医療用放射性同位元素アクチニウム225生産サイトをディミトロフグラードに開設」原子炉科学研究所(RIAR、ロスアトム国営企業科学部門の一部)が、アクチニウム225の製造のための新しいサイトをディミトロフグラードに開設した。

ロスアトム、ATOM Media

ロシア核燃料

「MCC、BN-800用アメリシウムとネプツニウム入り燃料のロシア初のバッチ試験に成功」MCC(ロスアトム国営企業、鉱山化学コンビナート)で、マイナーアクチノイド(ネプツニウム237とアメリシウム241)を含む燃料集合体が製造され、ベロヤルスク原子力発電所のBN-800への出荷準備が整った。

MCC(鉱山化学コンビナート)、Atomic Energy 2.0

英国SMR(軽水炉)

「ロールス・ロイスSMR社の新役員は政府関係者」英国国家安全保障担当首相補佐官や旧エネルギー・気候変動省(DECC)の事務次官を歴任したスティーブン・ラブグローブ卿が、ロールス・ロイス小型モジュール炉(SMR)コンソーシアムの取締役に任命された。

The Guardian

IAEA(国際原子力機関)SMR

「IAEA会合、SMR導入加速に前進」IAEAで開催された原子力調和標準化イニシアチブ(NHSI)の技術会議で原子力産業界と規制当局の代表者たちは、小型モジュール炉(SMR)の調達と生産を迅速化し、この新たな原子力技術のための安全で信頼性の高いサプライチェーンを確保するために、量産品パーツを使用する方法に関するIAEAの新しい出版物の調査結果を歓迎した。

IAEA