サイクル機構では、自己作動型炉停止機構(SASS:Self Actuated Shutdown System)の開発を電力(原電)との共同研究により実施しています。
自己作動型炉停止機構は、温度によって磁性が変化する温度感知合金を頂部に設置した制御棒を電磁石により保持する装置であり、冷却材の温度の上昇等が起きると、温度感知合金の温度が上昇し、電磁石で保持できなくなるため、人が操作しなくても、制御棒が落下します。
予定されている試験:単体照射試験制御棒の保持性能の確認
要素照射試験構成材料の照射試験(照射による材料特性の変化を把握) |