温度制御型材料照射装置(MARICO-2)を用いた
高速炉用被覆管材料の照射下内圧クリープ破断試験を開始しました。



キャスクによる炉内への据付作業(H.17 7/11〜8/22)
(本キャスクは、当該装置の据付時に使用します)


本照射装置は、高速炉用被覆管材料の照射下内圧クリープ破断試験を高い温度精度(±4℃)で実施するために開発した照射装置です。温度制御方式は下図に示すように、ガスギャップをもった二重構造の照射キャプセルを用い、内部温度を計測しつつ、ギャップ部を熱伝導率の異なるガス組成に置換することで内部温度を所定の温度に調節するガス置換方式を取っています。
 また、本装置の最新型では、ガス置換方式に加え、電気ヒータを用いた温度制御方式も採用しています。
試料部集合体

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