ホーム > 未来を担うエンジニアたち > JRR-3の運転再開に向けて

未来を担うエンジニアたち
JRR-3の運転再開に向けて

川村 奨

研究炉加速器技術部 JRR-3管理課

現在のJRR-3は平成2年に最大熱出力20MWの高性能汎用研究炉として運転を開始しました。原子炉運転中は、施設内に設置された実験設備を用いて中性子ビーム実験材料照射試験RI製造Si半導体製造等が行われます。平成23年3月11日の震災以降、JRR-3は原子炉の運転が出来ておりません。私はJRR-3管理課の一員として、JRR-3の運転再開に必要な手続きのうち、主に工事に関するものを担当しております。自分の仕事の出来がJRR-3の運転再開に直結するため責任やプレッシャーも感じますが、その分やりがいのある仕事です。
(所属部署等は取材当時の情報です。)

一日のスケジュール

晴れた日はバイクで出勤

メールチェックや本日の
業務について確認

建設部、設計業者と共に施設の耐震補強工事について打ち合わせ。
工事の規模・費用が大きく、運転再開のための最重要課題の一つ。

デスクにてランチ

現場で設計業者と工事予定箇所
の状況確認

JRR-3管理課では課員みんなでおやつを
食べつつ、互いの業務について報告。

工事認可申請書の作成、原子力規制庁とのヒアリング用資料の作成など。

帰宅後は上司から頂いた酢橘を焼酎に絞り一献

  • 前のページへ戻る
  • ページの先頭へ
Copyright(C) Japan Atomic Energy Agency. All Rights Reserved.