燃料試験施設は、軽水炉燃料の安全性、健全性の確認を行い、高度化(高燃焼度化、高性能化)等に関する照射挙動データを構築し、安全審査指針策定、基盤技術開発、及び軽水炉安定運転等に貢献すること、また、原子力施設での事故など突発的事象の原因調査を行うために昭和54年に設立されました。
本施設は、高放射性物質(最大300PBqの燃料集合体からミリサイズの微小試料まで)を安全に試験できる施設であり、安全研究の拠点として種々の照射後試験が行われています。
【主な試験内容】
- 実用燃料の安全性に関する試験研究
- Pu系燃料の照射挙動に関する研究
- 照射後試験技術の開発
- 使用済み燃料の再組立
- 再照射実験試料の再加工