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新試験研究炉設置に係る関係機関間の協力協定を締結しました。

「新試験研究炉の設置に係る関係機関間の協⼒協定締結式」

協定締結後に握手する三機関の長上田学長 湊総長 小口理事長

「もんじゅ」のサイト内に新たに設置する試験研究炉については、これまで文部科学省からの委託事業として、関係する学術界、産業界、地元関係機関等からの意見を聞きつつ、原子力機構、京都大学、福井大学が連携して検討してきました。
原子力機構は、文部科学省より令和4年12月23日に詳細設計段階以降の原子炉設置の実施主体に選定され、引き続き、京都大学、福井大学と連携して、安全確保と地元の理解を前提として、試験研究炉の設計を進めています。
令和4年度末に試験研究炉の設計が詳細設計段階に移行したことから、原子力機構では、これまで連携して試験研究炉に関する設計・検討を進めてきた京都大学、福井大学との連携をさらに強化し、協力して原子炉設置に関わる事業を進めていくため、原子力機構の小口理事長をはじめ、京都大学の湊総長、福井大学の上田学長の立会の下、三機関間の協力協定を、相互に締結いたしました。

締結式の後半では、原子力機構 峯尾執行役からの試験研究炉の概要や施設の完成イメージの説明とともに、中性子を用いた研究開発が社会にどのように役立つのかを、原子力機構 武田上級研究専門官及び京都大学 杉山新型研究炉開発・利用センター長より、わかりやすく解説しました。