トルコにおける原子力の平和利用と核不拡散に関するセミナー
- タイトル
- 原子力の平和利用と核不拡散に関するセミナー
- 開催期間
- 2013年2月19日〜2月20日
- 開催場所
- トルコ(アンカラ)
- 共催機関
- トルコ原子力庁(TAEK)
- 参加者数
- 45名
概要
2013年2月19-20日、核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)は、トルコ原子力庁(TAEK)との共催により、トルコの首都アンカラにて、「原子力の平和利用と核不拡散に関するセミナー」を開催した。
本セミナーは、国内初の原子力発電所建設に向けて計画を進めているトルコに対して核不拡散・核セキュリティに係る国際的動向や日本の取組を紹介するとともに、同国における課題を認識し今後の協力につなげることにより、同国の原子力の平和利用に貢献することを目的として開催したものである。トルコ側からは、トルコ原子力庁長官をはじめ、エネルギー天然資源省等の関係機関を含め、45名もの参加があった。
核不拡散の国際的な最新動向、トルコの原子力政策、原子力開発における3S(原子力安全、核セキュリティ、核不拡散/保障措置)の一層の重要性に関する基調講演の後、原子力平和利用・核不拡散に関するトルコ及び日本の政府組織機能・法的枠組み、保障措置、核セキュリティの各セッションがあり、それぞれの発表の後に参加者間で議論が行われた。
最終日のセッションでは、ISCNの活動紹介の後に日本からISCNとトルコの今後の協力に関する提案を行い、それに対しトルコ側から歓迎の意の表明と、今後の課題として3S文化の醸成や産業界との連携が挙げられた。