米国DOEポネマン副長官からJAEA-DOE/NNSA協力25周年を記念する楯を受領
原子力機構(JAEA)と米国エネルギー省(DOE)国家核安全保障庁(NNSA)は保障措置・核不拡散及び核セキュリティ分野における協力について、1988年に公式に取決めを締結して今年25周年を迎えました。これまでに133件の協力契約を締結しています。
平成25年2月12-13日に開催された本取り決め下でのDOEとの定期会合(PCG会合)の機会に、25周年を記念する特別セッションを水戸において共同で開催しました。
本セッションでは、JAEAの南波理事及びDOE/NNSAのメンデルスゾーン核不拡散・核セキュリティ担当次官補代理の開会挨拶に続き、DOE/NNSA側及びJAEA側より、保障措置・計量管理のための非破壊測定装置等の技術開発、核セキュリティ協力等25年間の協力の歴史が紹介されました。
最後に、DOE/NNSA及びJAEA間の記念品の交換が行われたのに加えて、DOEより25周年を記念し、JAEAに対しポネマン副長官からJAEAの核不拡散・核セキュリティ分野のリーダーシップとパートナーシップに敬意を表する旨のメッセージが記された楯・メダルが贈呈されました。
DOE/NNSAにとって、日本及びJAEAは核不拡散・核セキュリティ分野において、歴史的にも、また、協力範囲及び協力の緊密度においても最も強力なパートナーとして位置付けられています。本楯の寄贈はそのことを端的に示すものであり、また、25年に渡るJAEA-DOE/NNSAの本協力が核不拡散・核セキュリティ分野における国際協力の模範となることが今後も期待されています。