アジア原子力協力フォーラム(FNCA)ワークショップ
- タイトル
- アジア原子力協力フォーラム(FNCA)核セキュリティ・保障措置プロジェクト・ワークショップ
- 開催期間
- 2012年2月22日〜2月24日
- 開催場所
- 核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)(東海村)、ホテル テラス ザ ガーデン(水戸)
- 参加者数
- 27名
概要
核セキュリティ・保障措置についてのアジア原子力協力フォーラム(FNCA)のメンバー国の理解を構築し、核セキュリティ及び保障措置の能力強化に資する人材育成などについての情報共有を図ることを目的として、ワークショップを開催した。
FNCAは、内閣府と文部科学省が中心となって進めているアジア諸国との原子力技術の平和利用における国際協力の枠組みである。核不拡散・核セキュリティ総合支援センター(ISCN)は、アジア諸国では原子力発電の導入が予定されており、原子力安全とともに核セキュリティや保障措置の一層の確保が重要となることを鑑みて、2011年度に核セキュリティ・保障措置プロジェクトをFNCA内に新設し、2012年2月に第1回目のワークショップを開催するに至った。
FNCAメンバー国12か国のうち、オーストラリア、バングラデシュ、インドネシア、カザフスタン、韓国、マレーシア、モンゴル、フィリピン、タイ、ベトナムの10か国と日本から参加者が募り、討議と意見交換の後、関連する他の国際的枠組みとも効果的に連携を図りつつ、各国が協力して核セキュリティ・保障措置強化のための基盤整備に取り組んでいくことが重要であることについて合意した。我が国は、原子力の平和利用における核セキュリティ・保障措置の重要性を強調し、また参加各国からそれぞれの経験や知見を紹介した。
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