研究内容紹介

平成31年度 施設の維持管理について

地下施設の維持管理

研究所用地およびその周辺の様子(2012年10月撮影)

機械設備の維持管理の様子

施設内の機械設備や電気設備などの維持管理(保守点検や修繕など)を実施します。
 研究所用地およびその周辺の地下には、メタンを主成分とする可燃性ガスが存在しているため、地下坑道内の換気を十分に行うとともに、防爆仕様の機器の使用やガス濃度の監視などの防爆対策を徹底します。
 地下施設からの排水および掘削土(ズリ)置場の浸出水は、排水処理設備においてホウ素および窒素などを取り除いた後、排水管路によって天塩川に放流します。

地下施設整備の状況について

環境調査

環境調査の様子(水質)

地下施設からの排水などの水質調査およびセンター周辺の環境影響調査を実施します。

排水量および水質調査

排水処理設備から天塩川へ放流している排水量について監視を行うとともに、排水処理前後の水質、天塩川の水質、浄化槽排水の水質について調査を行います。また、掘削土(ズリ)置場の環境への影響を監視するため、清水川および掘削土(ズリ)置場周辺の地下水についても水質調査を行います。

地下施設の建設に伴う排水の水質調査結果について

研究所用地周辺の環境影響調査

研究所用地周辺の環境影響調査として、清水川の水質および魚類を対象に調査を実施します。

安全確保の取組み

安全パトロールの様子

地下施設や研究所用地周辺などにおける調査研究にあたっては、作業計画時における安全対策の確認を徹底するとともに、作業者に対する安全教育や安全パトロールを確実に実施するなど、安全確保を最優先に作業を実施します。

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