(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等のトリチウム除去等)
・第29回定期検査実施中
(2)その他
○10月27日9時57分頃、原子炉補機冷却系サージタンク※(非放射性)の水位高
警報が発信したことから、現場確認を行ったところ、10時20分頃、原子炉補
助建屋3階(管理区域)の床面のファンネル(排水枡)2箇所から水が溢れ、
水溜まりとなっていることを確認しました。(約3m×5mと約4m×5m 回
収量約8リットル)溢れた水に放射能は含まれておらず、サージタンクから
オーバーフローした水が排水管を通じて当該ファンネルから溢れたものと推
定しています。
同時間帯に点検が完了した制御用空気圧縮機に補機冷却水を通水する作業
を行っており、オーバーフローした原因等について調査を実施しています。
なお、本事象による周辺環境への放射能の影響はありませんでした。
*原子炉補機冷却系は、原子炉施設で運転している機器の熱を除去する冷却水。
サージタンクは、補機冷却水の温度変化に伴う液の膨張を吸収するためのタンク。
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等のトリチウム除去等)
・第29回定期検査実施中
(2)その他
○8月18日、第2固体廃棄物貯蔵庫の現場巡視(1回/月)において、保管中の
ドラム缶1本の底部に析出物を確認しました。このため、当該ドラム缶と
内容物※が同じ26本のドラム缶について外観点検を実施し、ドラム缶底部に
析出物がある1本と錆がある1本を確認しました。残りの24本には異常は
ありませんでした。
析出物を分析した結果、放射性物質は検出されず、環境への放射能による
影響はありませんでした。
※濃縮廃液貯蔵タンクの開放点検のため取り出したタンク底部の残渣
【8月26日の週報にてお知らせ済み】
原因は、ドラム缶に収納したビニール袋詰めの内容物に、固く鋭利な固形物が
含まれていたため、その固形物によりビニール袋が損傷し、塩分等の成分を含む
液体が漏れ出てドラム缶内面から腐食が進み析出したものと推定しました。
対策として、内容物のうちビニール袋を損傷させる恐れのあるものについては、
プラスチック容器に詰めて、鉄箱に収納することとしました。
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等のトリチウム除去等)
・第29回定期検査実施中
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・原子炉冷却系統施設(隔離冷却系設備等)の解体撤去工事
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等のトリチウム除去等)
・第29回定期検査実施中