(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等の重水回収及びトリチウム除去等)
・重水前処理装置等を用いたγ核種(コバルト60等)の除去作業
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等の重水回収及びトリチウム除去等)
・重水前処理装置等を用いたγ核種(コバルト60等)の除去作業
(2)その他
○4月18日10時20分頃、原子炉補助建屋廃棄物処理室の定期巡視(1回/月)において、地下1階にあるC濃縮廃液貯蔵タンク内を加温しているタンク下部の蒸気配管の保温材と床面に変色を発見したため、保温材を取り外して点検したところ蒸気配管フランジ部に数グラム程度の付着物を確認しました。
付着物の成分分析を行った結果、同タンクの内容物と同じ成分であったことから、付着物はタンク内部の廃液と推定されました。また、放射能濃度は、1グラムあたり4.4ベクレル程度でした。
今後、漏えい箇所の確認のための調査作業を行います。なお、本事象による環境への影響はありませんでした。
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等の重水回収及びトリチウム除去等)
・重水前処理装置等を用いたγ核種(コバルト60等)の除去作業
(2)その他
○3月8日10時40分頃、原子炉補助建屋1階のホット化学実験室のフード内で重水の蒸留処理を行っていたところ、主排気筒トリチウムモニタの指示値が一時的に通常値から警報設定値の約1/10まで上昇しました。
【3月15日 週報にてお知らせ済み】
本件は、重水の蒸留処理において、重水を回収するための冷却装置を起動しなかったため、トリチウムを含む重水の蒸気がフードから排気され、換気系を通じて主排気筒に流れたことによるものでした。
このことから、本作業の要領書に冷却装置の運転確認の項目等を具体的に記載するとともに、要領書にチェックマークを記載しながら確実な運転確認を行うこと、また、フードの排気出口にトリチウムモニタを設置し、排気中のトリチウム濃度を確認しながら作業することとします。
さらに、作業計画の段階で機器の故障などによるトリチウム放出の可能性についても検討し、必要な対策を講じるようルール化します。
(1)「ふげん」プラント状況
○廃止措置作業中(使用済燃料搬出期間)
・重水系ヘリウム系等の汚染除去工事
(カランドリアタンク及び重水冷却系、重水浄化系等の重水回収及びトリチウム除去等)
・重水前処理装置等を用いたγ核種(コバルト60等)の除去作業