FUGEN

平成15年4月23日
核燃料サイクル開発機構
敦  賀  本  部

お知らせ

新型転換炉ふげん発電所の燃料取り出し作業の中断について

 新型転換炉ふげん発電所は3月29日に運転を終了し、4月7日より原子炉からの燃料集合体(224体)の取り出し作業を行っておりましたが、19日、原子炉から取り出した燃料を原子炉建屋内の燃料交換プールから燃料貯蔵プール建屋内の燃料受渡しプールへと移送するトランスファーシュートに設置している外隔離弁(電動ゲート弁)動作不良が生じました。このため、翌日よりトランスファーシュート外隔離弁の点検を開始しましたが、本日、点検に時間を要することが判明いたしました。
 なお、原子炉から取り出した燃料を交換プールへ移送する作業は22日より中断しております。これまでに原子炉より取り出した燃料集合体の数は45体で、内37体については燃料貯蔵プールまで移送が完了しています。
 本件による環境への影響はありません。

 添付資料: 燃料取扱設備概略構成図

以  上