FUGEN

平成14年8月28日
核燃料サイクル開発機構
敦  賀  本  部

お 知 ら せ
新型転換炉ふげん発電所のB-循環水ポンプの停止に伴う出力低下について

新型転換炉ふげん発電所(定格出力16.5万kW)は定格出力運転中のところ、8月28日午前10時50分にB−循環水ポンプが停止しました。
このため、直ちに原子炉出力を手動で低下させ、復水器の真空度は約670mmHg (出力低下前:700mmHg、低警報設定値635 mmHg)で 安定したため、10時57分、電気出力15.22万kW(定格出力の92%)で出力を保持し、運転継続中です。

[8月28日13時記者発表済]

現在、プラント状態は安定していますが、さらに余裕をもって運転できるように本日18時より 約1時間かけ原子炉出力を降下させて、復水器真空度をB−循環水ポンプ停止前の値(約700mmHg)まで回復させた時点での原子炉出力を保持します。
操作完了後の原子炉出力については、19時以降に再度ご連絡いたします。
なお、B−循環水ポンプの停止原因については、引き続き詳細に調査を継続しております。

以 上