FUGEN

平成12年 3月10日
核燃料サイクル開発機構
 

新型転換炉ふげん発電所の計画停止作業の開始について

  新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉原型炉:定格電気出力16.5万kW)は、平成11年度運転計画に従い、平成12年3月11日から約3週間の予定で計画停止に入り、燃料取替を行います。
 
1.主要作業

(1) 燃料取替作業
 燃料集合体224体のうち、16体を新燃料集合体と取り替えます。

(2) 機器・弁類の点検
 原子炉およびタービン系の機器・弁類の外観点検を行います。

(3) 蓄積放射能量の調査(図-1参照)
 「ふげん」の廃止措置の準備として、構造物に含まれる放射能量を評価するため、第15回定期検査時等に原子炉廻りやタービン建屋に設置した放射化箔(中性子照射により放射化する金属箔)の一部回収を行います。
 また、第15回定期検査時に引き続き原子炉補助建屋壁のコンクリート試料の採取を行います。


2.発電再開予定
 平成12年4月上旬