FUGEN

平成11年 7月21日
核燃料サイクル開発機構

新型転換炉ふげん発電所 重水精製装置建屋の増設工事現場
(一般区域)における電源盤の短絡について

 
新型転換炉ふげん発電所(新型転換炉:定格出力16.5万Kw、本年1月8日から第15回定期検査中)において、本日16時01分頃、トリチウム除去装置の増強工事のため、増設工事中の重水精製装置建屋電源受電盤で作業をしていたところ、工具(スパナ)が充電部に接触し短絡しました。
これにより、発煙しましたが直ちに粉末消火器を使用し終息しました。
負傷者はありません。
また、この短絡により一部の電源が短絡時停電(瞬停)し、モニタリングポスト(4基のうち1基)等が停止しましたが、排気筒モニタ及び放水槽モニタには異常ありませんでした。
なお、モニタリングポストは16時53分に復帰しました。
また、原子炉及び重水精製装置は停止中であり、本事象による環境への影響はありません。

重水精製装置建屋の配置