新型転換炉原型炉ふげんは自然の中にあります

ふげんの周りは「緑」が一杯です。

ふげんがある敦賀半島一帯は国定公園に指定されています。「ふげん」を建設するときにはできる限り元の景観を壊さないようにしました。削り取った部分にも元の姿に近くなるように、周りと同じ種類の木を植えています。

1979年に運転を開始して以来、植えた木も大きくなって周囲の景観に溶け込みすっかり緑の中の発電所となっています。

昼休みなどにふげんの中の道を、体をきたえるために、あるいは憩いを求めて散歩するふげん所員の姿が見られます。

この敦賀半島は、ある樹の植生の限界地としても知られています。いったいふげんの中にどのような自然の木があるのか、木の種類を見ながら歩くのも楽しいものです。見学される折りの参考としてその様子を知らせします。

なお、木のあるポイントは多数ありますが、道の脇などで見学される方などが見やすいポイントでお見せしました。

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敦賀半島の樹木の様子(林相)の一例を次図に示します。ふげんでは黒松 が卓越しているところです。冬には8~9割が松であるように見えますが、夏場になると4割ぐらいのように見え、冬と違い落葉樹の盛んな勢いが見られます。

いったいどれぐらいの種類の樹木があるのかはデータがないので分かりませんが、ざっと見たところで約60種類以上はあるようです。

林相

(下記の●各所をクリックすると詳細がご覧いただけます)

緑を紹介 朴 山桃 くろまつ まめざくら ひめゆずりは とべら ひさかき たにうつぎ はぜのき くろもじ そよご あせび みつばつつじ あかめがしわ しゃりんばい からすざんしょう りょうぶ えごのき さんしょう すだ椎 やしゃぶし たらのき 椿 栗 しろだも