公益財団法人日本船舶海洋工学会(会長 三島 愼次郎、以下「日本船舶海洋工学会」という。)において開催されましたふね遺産審査委員会での審議により、令和2年7月31日に原子力船「むつ」が第4 回ふね遺産(Ship Heritage)として認定されました。
【日本船舶海洋工学会ふね遺産の認定の詳細】https://www.jasnaoe.or.jp/enlightenment/?id=funeisan
本認定は、原子力船「むつ」が遺した多くの技術的知見が評価されたものです。
現在「むつ」は解体され、原子炉および船体の一部は、青森県むつ市に所在するむつ科学技術館に保管展示され、航海の軌跡を今に伝えています。また、船体の一部分は、国立研究開発法人海洋研究開発機構の海洋地球研究船「みらい」として今も活躍しています。
日本原子力研究開発機構は、これまでともに携わってきた学界及び産業界の方々と協力し、原子力船「むつ」の経験より得た知見を将来の原子力利用に生かしてまいります。
【原子力船「むつ」の概要、歴史、これまでの成果等】
https://www.jaea.go.jp/04/aomori/nuclear-power-ship/index.html
|